
甲子園球場といえば、高校野球や阪神タイガースの試合で全国の野球ファンが熱狂する聖地。
その中でも特に独特の雰囲気が味わえるのが「アルプス席」です。
しかし、こんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
- アルプス席ってどこの席のこと?
- 内野席や外野席とどう違うの?
- 「アルプス」ってどういう意味?
この記事では、甲子園のアルプス席について徹底解説します。
アルプス席はどこにある?
甲子園球場の座席は大きく分けると、内野席・外野席・そしてアルプス席の3つです。
アルプス席は1塁側と3塁側の内野と外野の間にあって、応援団の熱気であふれているゾーン。
実際に、白いTシャツを着た生徒たちが応援している姿が、雪で覆われたアルプス山脈に見えたことから「アルプス席」と呼ばれるようになりました。
アルプス席は応援団の演奏や掛け声が間近で聞けるため、試合の臨場感を全身で味わうことができます。
アルプス席の魅力とは
アルプス席で応援する魅力は何なのか、気になるポイントをお伝えします。
応援団と一体になれる
アルプス席の最大の特徴は、応援団と一緒に熱狂できること!
太鼓の音、吹奏楽の演奏、そして観客の声がひとつになり、球場全体が振動するような迫力があります。
高校野球の試合では学校ごとの応援スタイルがあり、観戦するだけでも感動ものです。
座席からの視界
外野席よりも内野寄りに位置するため、グラウンド全体を見渡しやすいのもポイント。
プロ野球なら攻守交代の際の選手の動きも間近に感じられます。
特に1塁側アルプス席は阪神ファンに人気が高く、チケット争奪戦になることも。
1塁側と3塁側の違い
| 項目 | 1塁側アルプス席 | 3塁側アルプス席 |
|---|---|---|
| チーム応援 | 【プロ野球】ホーム(阪神)側応援団が入ることが多い 【高校野球】通常は先攻チームの応援団が入る |
【プロ野球】ビジター側の応援団が入ることが多い 【高校野球】通常は後攻チームの応援団が入る |
| 雰囲気 | 阪神ファンの熱気や、吹奏楽の音が近くで味わえる | 対戦校やビジター側の個性ある応援を楽しめる |
※ビジターとは本拠地のチームを対戦するために訪問した相手チームのこと。
アルプス席の注意点
アルプス席は応援の熱気が魅力ですが、快適に観戦するためには以下のポイントを押さえましょう
屋根がないため日差し・雨対策が必須
夏の高校野球シーズンは直射日光が厳しく、熱中症のリスクもあります。
帽子・冷却タオル・日焼け止めは必須です。
また、突然の雨に備えて、レインコートや傘を持参して行くといいでしょう。
背もたれがない
引用画像:楽天市場
アルプス席は背もたれがありません。
ただ、立ったり、座ったりしながら応援しているうちに、背もたれは気にならなくなります。
ただ、座っているとお尻が痛くなるので、画像のようなクッションやタオルを持参すると、快適です。
立って応援する人が多い
応援団と一緒に立って声援を送りながら、応援するファンが多いです。
座って静かに観戦したい方には、ちょっと不向きかもしれませんね。
今後アルプス席に銀傘がつく!?
温暖化の影響で夏はかなり気温が上がります。
銀傘が伸びるのはありがたいことですね。
初めて観戦する方におすすめなグッズ
帽子
日焼け止め
サングラス
冷却タオル
凍らせたペットボトル
雨具(レインコートやカッパがおすすめ)
クッション
双眼鏡(選手のプレーを間近で見たい場合)
まとめ
今回は甲子園のアルプス席について解説してきました。
甲子園のアルプス席は、応援の熱気と臨場感をダイレクトに感じられる特別なエリアです。
初めて行く人は、1塁側の中〜後段あたりを選ぶと、試合も応援もバランスよく楽しめます。
高校野球の試合なら、学校ごとのオリジナル応援を体験できるのも魅力。
\元高校球児が描く高校野球物語!/
熱中症対策や雨具をしっかりと用意して、甲子園の熱い空気を全身で感じてみてくださいね!
