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野球の指名打者DHとは?ルールやメリット、歴史を徹底解説!

WBC開幕に向けて強化試合で盛り上がってますね!3月6日の阪神戦、7日のオリックス戦では指名打者として大谷翔平選手が登場しました!

 

でも、「指名打者って、何なの?」「普通の打者や代打とどう違うの?指名打者にどんなルールがあるの?と思われた方も多いのではないでしょうか?

 

WBCでも使命打者制度が採用されるので、ルールを知っていれば、もっとWBCが面白くなります!

 

そこで、今回はWBCを楽しく観戦するために、指名打者の意外なルールや成立した背景などを一緒にみていきましょう!

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指名打者とは?

指名打者とは、野球で投手に変わって打席に立つ打者専門のポジションのこと。

DH(ディーエイチ)ともいわれます。DHは「Designated Hitter」の略称。

 

投手の負担を減らすために、攻撃だけ参加する選手です。

 

野球は9人制のスポーツですが、指名打者を入れる場合は10人制で行うことになります。

指名打者と代打との違い

そしたら、指名打者と代打はどう違うのかな…と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

指名打者は毎回打席に立ちます

 

一方、代打はピンチヒッター(Pinch Hitter)で、英語の頭文字をとって「PH」ともいいます。まだ試合に出ていない控えの選手のなかから、「ここ一番」というピンチやチャンスのときに登場します。

 

代打にでたあと、その選手が守備につかなかったら、再び打席に立つことはないです。

 

また、指名打者にも代打を出すことは可能。そのときは、代打で出た選手がそのまま指名打者を受け継ぎます。

 

ただし、その代打ででて指名打者になった選手が、試合から退いたら、その試合に再び戻ることはできません。

指名打者を採用できる試合は?

野球ならすべての試合で指名打者が使われるのではなく、次の3つの公式戦で採用されていますよ!

 

  • メジャーリーグ
  • パ・リーグ
  • WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)

 

高校野球やセ・リーグの試合には指名打者制度は適用されていません。なお、大学の野球はリーグによって、採用している場合とそうでない場合があります。

 

※セ・リーグは協議中なので、そのうち採用されるようになるかもしれませんね。

指名打者のルール

大谷翔平選手もWBCの強化試合では、指名打者でした。規格外のホームランでしたよね。

 

指名打者のルールはけっこう細かいです。

簡単にピックアップしますね。

 

  • 指名打者は試合前に決められ、打順表に記載されていなければならない。
  • 試合前に指名打者を決めなければ、指名打者をだせない。
  • 指名打者の打順は固定する。
  • 指名打者は、相手投手に対し、1度でも打撃をしなければ交代できない。(ただし、先発投手が交代する場合は、従わなくてもよい。)
  • 指名打者が代打や代走者として出ることはない。
  • 投手が交代しても、指名打者はそのまま試合に出場できる。

指名打者は解除できる

指名打者は試合中に、解除できます。

例えば、このような場合ですね。

 

  • 代打の選手がそのまま投手になったとき
  • 登板している投手が違う守備位置についたとき
  • 指名打者が守備位置についたとき

 

上記ような場合には指名打者は解除されます。

 

また、二刀流の選手が、先発投手と指名打者(DH)を兼ねるとき、これまでなら指名打者(DH)制度を解除して、試合に出ていました。

 

このことについて、特例が設けられました。

大谷ルール」についてはこちらの記事で解説しています。

 

www.hanacame.com

指名打者の歴史

1973年にアメリカのメジャーリーグの「ア・リーグ」で初めて採用されました。

 

「ナ・リーグ」でははげしい打撃戦でファンを魅了していましたが、「ア・リーグ」では打線が低迷。

 

野球の人気が下降気味だったので、「ナ・リーグ」のような打撃戦をみせるために使用したことがきっかけです

 

日本でも同じように人気が下降気味だった「パ・リーグ」で1975年から指名打者制度を採用。

 

今でこそ、パ・リーグも人気がありますし、動画配信サービスでパ・リーグの試合を見られます。

 

しかし、一昔前までパ・リーグとセ・リーグの人気差はかなり開きがあったので、導入したことはよかったのかもしれません。

 

アメリカの「ナ・リーグ」では2022年に採用しています。そのうち、日本の「セ・リーグ」も取り入れるかもしれませんね。

 

指名打者のメリット

指名打者を置くメリットは主に3点。

  • チームの打撃力が向上すること
  • 投手の負担が減ること
  • 選手枠が増えること

チームの打撃力が向上すること

守備力が弱くて打撃力が高い選手や、怪我の治りかけで守備はできないけれどホームランバッターとして打席には立てる選手などを出場させることが可能。

 

得点率が高くなるので、うまく働けば有利です。

投手の負担が減ること

投手が投球に専念できるので、攻撃に参加して怪我を負うリスクが減ります。

それに投手の打席がなくなると、試合の流れがスムーズになり、試合の時間が短縮されます。

選手枠が増えること

スタメンの選手が9人から10人に増えるので、単純に1枠分、選手にはチャンスが増えます。

指名打者のデメリット

メリットがあれば、もちろんデメリットもあります。

・控えの選手の出場機会が減ること。
・駆け引きがなくなること。
・球団の金銭的な負担が大きくなること

控えの選手の出場機会が減ること

投手に変わって、代打で出場できないので、控えの選手を代打で試すというチャンスが減ってしまいます。

駆け引きがなくなること

チャンスやピンチの場面でたまたま投手に打席が回ってきたとき、代打を出すべきかどうかという采配の駆け引きなどが少なくなります。

 

見る方も、そういう駆け引きでドキドキハラハラすることがなくなり、味気なく思えるかもしれません。

球団の金銭的な負担が大きくなること

指名打者には破壊力のある打者が置かれるので、当然年棒が高い選手になります。ベテランや外国人の長距離打者ですよね。

 

つまり、財力のある球団では指名打者は置きやすいけれど、そうでない球団は難しいのではないでしょうか。

まとめ

今回は指名打者(DH)のルールや歴史などについて、解説してきました。

日本は大谷翔平選手がいるので、「指名打者(DH)」は身近に感じる言葉ですね。

 

 

ルールを知っていると、観戦がもっと楽しくなります!みんなで侍ジャパンを応援しましょう!

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今日もお読みくださり、ありがとうございました!