5月14日から開催されているネーションズリーグ。その中でも全日本女子バレーの中核を担うセッターが岩崎こよみ選手。
眞鍋監督が絶大な信頼を寄せているだけあって、その正確なトスと冷静な判断力でチームをリードしています。
特に、SNSでは「ツーアタックに痺れた」などプレーに賞賛する声が絶えません。今日は岩崎こよみ選手の魅力に迫ります。
この記事では、プロフィールや経歴、プレースタイル、そしてパリオリンピックへの展望について詳しく紹介します。
簡単なプロフィール
岩崎こよみ選手の簡単なプロフィールをお伝えします。
名前 | 岩崎こよみ(いわさきこよみ) |
出身 | 東京都狛江市 |
生年月日 | 1989年5月1日 |
身長/体重 | 175㎝/67kg |
所属 | 埼玉上尾メディックス |
出身高校 | 下北沢成徳高等学校 |
ポジション | S(セッター) |
最高到達点 | 305cm |
その他 |
・2009年に全日本に登録 |
もともと、高校時代のポジションは今でいうところのミドル。
実業団2年目に、セッターに転向しました。
セッターに転向した理由
実業団に入ったときは、アタッカー。
岩崎こよみ選手が入った実業団には当時、五人のセッターがいました。
ところが、2年目になって、セッター五人が全員辞めるというハプニングが起こったのです。
当時、「大型セッターを育てたらどうか」という風潮があり、「セッターをやってみては」と打診をされたそうです。
結局、誰もいなかったから、セッターに転向することになりました。
驚くことに、セッターへの転向は自分の強い希望というよりも、チーム事情が本当の理由だったんですね。
中田久美監督時代に全日本のセッターとして国際大会でも活躍していたので、とても懐かしいです。
当時は「富永こよみ」選手でした。
それにしても、35歳にして初めてのオリンピックへの挑戦をされているのは、素晴らしいですね。
プレースタイル
岩崎こよみ選手は身長175cmとセッターでは長身です。そのため、ボールを高いところで捌けるのが魅力。しかも攻撃的なセッターなので、チームに必要な戦力ですよね。
ツーアタック
岩崎こよみ選手といえば、ツーアタック。
本当に忘れた頃にポロッとツーアタックがやってきますね!
第1週の時に、背面ツーアタックをされていたので、頭の後ろにも目がついているのではないかと思うくらい、器用な選手です。
そのプレーはちょうどU-NEXTの見逃し配信でみられますよ。
ジャンプ力
もともと、アタッカーだっただけあって、古賀紗理那選手と同じくらいジャンプ力があります!
しかも、打ち方も鋭い!
アタッカーとしての心理とセッターとしての冷静な気持ちがあるけれど、「すきあらば、点を取ってやろう」と思って、ツーアタックを試みるそうです。
きっとアタッカーとしての経験値が生きているのでしょうね。
頼もしい司令塔ですね。
コミュニケーション力
インタビューなどを聴いていると、岩崎こよみ選手は自分の気持ちを言語化するのがとても上手な選手だと感じます。
最近では、古田敦也氏との対談動画が話題になってます。
ご興味のある方はYouTubeをご覧くださいね!
この動画を見て、岩崎選手はチームワークへ意識が高い選手で、チーム内でのコミュニケーションをとても大切にしていることが伝わってきました。
感想
富永こよみ時代から応援していました。
結婚、出産して引退するのかなと思っていましたら、また全日本に返り咲いてくれて、とてもうれしいですね。
「35歳にして初オリンピックを目指す母親」としての覚悟がかっこいいですね!
ロンドンオリンピックで銅メダルを取った時のセッターが竹下佳江さん。
それ以降、正セッターが定まらず、いろんな方が国際大会でトスをあげているイメージで、女子バレーは迷走気味なのかなと思っていました。
しかし、ここにきて、ベテランさんが復帰してくると、安定しますね。
ご家族の理解を得て、全日本に来ていると思うので、本当に素晴らしいことだと思います。
ある程度、生セッターが固定されると、アタッカーとのコンビも安定してくるでしょうから、オリンピックに向けて心強いですね。
まとめ
今回は、全日本女子バレーの岩崎こよみ選手のプロフィールやプレースタイルなどについて、お伝えしてきました。
全日本の司令塔・岩崎こよみ選手をみんなで応援しましょう!
今日もお読みくださり、ありがとうございます!