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坂本花織選手の2025-2026シーズンのショート&フリーの使用曲は?振付師もご紹介!

坂本花織選手が、2025-2026シーズンに使用するプログラム曲を発表しました!

 

■SP&FS使用曲■
  • ショートプログラム(SP):『Time To Say Good-bye』
  • フリープログラム(FS):『愛の讃歌』(「La vie en rose(バラ色の人生)」「Hymne à l’amour(愛の讃歌)」 「Non, je ne regrette rien(水に流して)」)

 

王道のような綺麗な曲ですね。

振付師はショート(SP)がブノワ・リショー氏、フリー(FS)はマリー=フランス・デュブレイユ氏が担当します。

この記事では、新プログラムの見どころや振付師について、詳しく解説します。

ショートプログラム(SP)は「Time To Say Good-bye」

言わずと知れたサラ・ブライトマン(Sarah Brightman)の名曲「Time To Say Good bye」。

原曲はイタリアの曲

もともと、この曲はイタリアのテノール歌手 アンドレア・ボチェッリ(Andrea Bocelli)がン・テ・パルティロ(Con te partirò)」(邦題では「君と旅立とう」)というタイトルで1995年に発表した曲。

  • 作曲:フランチェスコ・サルトーリ(Francesco Sartori)
  • 作詞:ルーチョ・クアラントット(Lucio Quarantotto)

 

Time To Say Good bye」はこの曲のタイトルと歌詞の一部をイタリア語から英語に改めたものです。

 

1996年にサラ・ブライトマン(Sarah Brightman )がアンドレア・ボチェッリ(Andrea Bocelli)にデュエットをしてほしいとお願いし、二人のデュエット・バージョンがリリースされ、大ヒットしました。

 

この大ヒットにより、「Time To Say Good bye」は世界的に知られる名曲となったのです。

 

坂本花織選手の使用曲もこちらになります。サラ・ブライトマンの清らかなソプラノが全面に出て、ドラマティックな曲ですね。

 

 

振り付けで4年ぶりにタッグを組む理由

振り付けは4年ぶりにタッグを組むブノワ・リショー氏です。

 

2018年の平昌オリンピック、2022年の北京オリンピックの時も共にブノワ・リショー氏の振り付けだったので、とても懐かしく思います。

 

坂本花織選手がブノワさんに依頼した理由がこちらでお話しされてました。

「自分の強い意志があってお願いしました。やっぱりブノワ先生の振り付けが、自分に合っている。ブノワ先生のことが、やっぱり好き。最後までやらなかったら悔いが残ると思ったので、自分らしいスケートを見せるのに、彼の力が必要だと思いました」

引用:日刊スポーツ

フリースケーティング(FS)は「愛の讃歌」

坂本花織選手の2025-2026シーズンのFS使用曲は、フランスのシャンソンを代表する名曲「愛の讃歌(Hymne à l’amour」です。

3曲をアレンジ

楽曲は、エディット・ピアフ(Édith Piaf)の代表曲をベースに、フランスの歌手パトリシア・カース(Patricia Kaas)による現代的なアレンジを取り入れた構成になっています。

 

使用されているのはエディットピアフの代表曲の3つ。

  • 「La vie en rose(バラ色の人生)」
  • 「Hymne à l’amour(愛の讃歌)」
  • 「Non, je ne regrette rien(水に流して)」

 

いずれもピアフの名唱を再解釈したバージョンです。

 

フランス語の響きとストリングスの旋律が、坂本選手のしなやかで力強いスケーティングと美しく調和しています。

エディット・ピアフの名曲を現代的に再構築

アレンジ版では、パトリシア・カースがピアフの世界観を受け継ぎつつ、より現代的で洗練された音作りを施しています。

 

カースは長年、ピアフに敬意を抱いており、 2012年にはアルバム『Kaas chante Piaf(カース・シャンテ・ピアフ)』をリリースしました。

 

これはエディット・ピアフ生誕100周年を記念して制作されたもので、 「La vie en rose」「Hymne à l’amour」「Non, je ne regrette rien」など ピアフの代表曲を現代風に再構築しています。

 

坂本花織選手が今季使用している曲は、 まさにこのアルバムからのアレンジ版がベースになっています

 

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愛と誇りをテーマにしたフレンチ・エレガンス

「愛の讃歌」は愛する人のためならすべてを捧げるという強いメッセージを持つ曲です。

 

ピアフ自身が愛する人を亡くした悲しみを乗り越え、愛そのものの尊さを歌い上げたこの楽曲。

 

特にパトリシア・カースによるカバーは、ピアフの原曲よりもややテンポが抑えられ、より繊細で内面的な感情が表現されているのが特徴です。

 

振り付けはマリー=フランス・デュブレイユ氏

北京オリンピックの後のシーズンから、マリー=フランス・デュブレイユ氏とタッグを組まれていますよね。

 

坂本選手は、技術の安定だけでなく表現力の深さにも磨きをかけています。

 

今回の「愛の讃歌」は、彼女の持つ芯の強さと女性らしいしなやかさを同時に引き出す選曲といえるでしょう。

まとめ

今回は坂本花織選手の2025-2026シーズンの使用曲と振付師について、ご紹介してきました。

 

プログラム 曲名 振付師
SP Time To Say Good-bye ブノワ・リショー
FS 愛の讃歌
・La vie en rose(バラ色の人生)
・Hymne à l’amour(愛の讃歌)
・Non, je ne regrette rien(水に流して)
マリー=フランス・デュブレイユ

 

今シーズン限りで引退することを表明していますので、ラストシーズン。

強い気持ちで臨む坂本選手を応援しましょう!

今日もお読みくださり、ありがとうございます!