3月22日(水)から、世界フィギュアが開幕しました。
私は今シーズンの坂本花織選手の衣装が個性的で好きです。
彼女の演技に合わせた色使いや生地の質感など、細かいところまでこだわって作られています。
「どんな方がこの衣装を作っているんだろう??」と思われた方も多いのではないでしょうか?
今回はここ最近の坂本花織選手の衣装ご紹介します。
2022-2023シーズンの衣装デザイナーはマシュー・カロンさん
2022-2023シーズンの衣装のデザインを担当した方はマシュー・カロンさん(男性)。
彼は2003年に「Feeling」という会社を設立。アスリートのためのオートクチュールをチームで作っています。
マシュー・カロンさんは主に、フィギュアスケート、ダンスの衣装、ウェディングドレスのデザインをされている方です。
2023年世界フィギュアのショートの衣装
#フィギュアスケート の #世界選手権、#女子SP で演技する #坂本花織 です。今季世界最高の79.24点をマークして首位に立ちました。#世界フィギュア
— 時事通信社写真部 (@jiji_shashinbu) March 22, 2023
強さ戻った坂本花織 「今季で一番」→https://t.co/Mo14Q2C5kV pic.twitter.com/cPTzOtR7Bh
今回の世界フィギュアのショートプログラムでは、昨年までとは違うデザインの衣装でした。
坂本花織選手シーズンのなかでも、衣装が微妙に変わることがあります。シーズンの中で微調整をしたり、少し変わったデザインにしたり...色が変わったり...といろいろなパターンを楽しんでいるようです。
2022年全日本選手権のフリーの衣装
2022-2023シーズンのフリーの衣装は赤い衣装でした。
ところが全日本選手権のときには、チェンジ!
下の雑誌の表紙を飾っている衣装が、昨年の全日本選手権のフリーの衣装です。
こちらは赤い生地の上に、青のネットを重ねて、紫に見えるようにしているのだとか。
しかもネットの境目すべてに、ビーズがついているというから、とても繊細なデザインに驚きます。
2023年世界選手権のフリー
世界選手権のフリーの演技では、再び赤い衣装に戻りました。
こちらももやはり素敵です!
子どもっぽくない、大人っぽい赤い衣装。かっこいい花織ちゃんでした。
2021-2022シーズンの衣装デザイナーはソフィ―・トーマスさん
ちなみに、昨シーズンまで5年ほどはソフィ―・トーマスさん(女性)がデザインした衣装を着用していました。
例えば、北京オリンピックの衣装もソフィーさんのデザインです。
坂本花織選手🥉銅メダルおめでとうございました!
— フィギュアスケートLife (@fskating_Life) February 20, 2022
五輪での躍動感あふれる写真が満載の『FS Life Extra 北京オリンピック2022』全カテゴリを記録した完全保存版、ただいま制作中です。3/9発売!https://t.co/xJqkiMYn88 pic.twitter.com/oWN4dAtqvR
ソフィーさんはマシュー・カロンさんとは違い、ひとりで最初から最後まで作っている方です。
フランスで仕立てや裁縫の会社を設立。フィギュアスケートや社交ダンスの選手の衣装を作っています。好みを聴いて、それぞれの選手の好みや曲のイメージに合うようにデザインを考えていくそうです。
フィギュアスケートの衣装のルール
フィギュアスケートの衣装には、いろいろとルールがあります。
- 過度な肌の露出は避ける。
- 衣装の一部や髪飾りが落ちてはいけない。
- 男子はタイツではなく、ズボンをはく。
- 女性はタイツを着用する。
- 仮面を着用することは不可。小道具も禁止。
フィギュアスケートの衣装には、きらきら光るビーズやスワロフスキーのストーンなど、装飾が多いです。
ジャンプした瞬間に、ビーズが飛んでいったりしないように、最新の注意をはらって、作られているのでしょうね。
まとめ
今回は坂本花織選手の衣装やデザイナー、衣装についてご紹介してきました。
- 坂本花織選手の2022-2023シーズンの衣装はカシュ―・マロン氏(男性)のデザイン
- 2021-2022シーズンの衣装はソフィ―・トーマス氏(女性)のデザイン
- 衣装のデザインにもルールがある。
ショートプログラムの曲についてはこちらの記事にまとめています。
今日もお読みくださり、ありがとうございます!