「高校野球が終わるともう夏も終わり…」という感じで、ちょっと寂しくなります。
今年の甲子園はバットが低反発にかわったから、ホームランが7本。
2023年のホームラン数は23本だったので、やっぱりちょっそ寂しいですね。
とはいえ、逆に守備が光るシーンが多くて、連日うるうるとしてました。
今日はその中でも、印象的なシーンと言えば「奇跡のバックホーム」。
ネット上では「令和の松山商vs熊本工」とも言われていました。
奇跡のバックホーム
2024年8月21日準決勝 「関東第一 vs 神村学園」(2−1)
9回裏2アウト ランナー1、2塁。
神村学園は代打を出し、その選手がヒットを打ちましたよね。
その後に奇跡のバックホーム。
2塁ランナーが悪かったわけでもないし、バックホームが素晴らしかったのですが、私は神村学園の代打の選手も同じくらいすごいと思いました。
「野球は2アウトから」なんてよく言ったもの。
見る側は「何でもう少し前に仕掛けないんだよ」と無責任に思うものですが、やっぱり2アウトからドラマっ生まれるんですね。
この切羽詰まった場面で出されて見事にヒットを打てるんですから、精神力に感動しました。
1996年の奇跡のバックホーム
実は、YouTubeを見ていたら、過去にも同じようなことがあったようです。
驚くことに同じ「8月21日の出来事」
1996年8月21日夏の甲子園の決勝戦「松山商業 vs 熊本工業」
優勝したのは松山商業でした。
延長10回裏の熊本工業の攻撃で1アウト満塁の場面。
直前にメンバーチェンジでライトの選手を交代させた。
その交代した選手が見せたのが平成の奇跡のバックホーム。
こうやってうまくいくときは采配が見事に冴え渡るんですね。運命を感じるようなシーンです。
感想
024年8月21日の甲子園準決勝、関東第一高校と神村学園の一戦は、2−1の僅差で進んだ緊迫感あふれる試合でした。
誰が見ても、このままタイブレークに突入するかと思った9回裏。
関東第一が見せた奇跡のバックホームは、永遠に語り継がれるのかと思うと、本当に震えるようなシーンでした。
キャッチャーの選手もよく落とさずに受けましたよね。
その見事な守備で、神村学園の逆転を阻止。一瞬の出来事ですが、これだけドラマチックなことが起こりうるのが高校野球の醍醐味だなと思いました。
ところで、神村学園といえば、私の中では「オーシャンゼリゼ」のイメージです。
昨年も今年も神村学園のスタンドからこの曲が流れてきていて、甲子園のイメージとかけ離れているこの曲がとても新鮮に思えました。
また来年も神村学園の「オーシャンゼリゼ」が聴きたいなと思います。
まとめ
今日は夏の甲子園「奇跡のバックホーム」を振り返ってみました。
時代を超えてたまたま8月21日に起こった2つのバックホームをご紹介しました。
今日もお読みくださり、ありがとうございました!