2025年2月24日(祝・月)に開催された大阪マラソンでは、レース中に折り返し地点を間違えるという予想外のハプニングがありました。
それはペースメーカーが外れた後のこと。
30.5キロ地点の折り返し地点で、先頭集団がコースを間違え、約20メートル先まで走り、通常よりも30m長く走ってしまったのです。
このアクシデントは、先頭集団を走る選手はもちろん、現地で観戦している人もびっくりしたことでしょう。
大阪マラソンのコースマップ
引用画像: 大阪マラソン2025「コース紹介」
大阪府庁前をスタートし、大阪城公園までのコースを見ると、大阪マラソンのコースには折り返し地点が3箇所。
ハプニングが起きた折り返し地点は、3つ目の30km過ぎです。
皮肉にも、ペースメーカーが外れた後に起こりました。
ハプニングの原因
ハプニングの原因について、整理しました。
カラーコーンの設置ミス
本来、折り返し地点には目印となるカラーコーンが設置されるはずでした。
しかし、運営側のミスによりコーンが配置されず、コースの遮断が適切に行われなかったため、ランナーたちはそのまま直進してしまいました。
9月の東京世界選手権の代表選考会を兼ねて行われ、衝撃のアクシデントがあった。ハイペースを刻んでいた先頭集団が30キロ過ぎのを間違えて通過。20メートル先を折り返してしまった。大阪マラソンの主催者はレース後緊急会見を開き、カラーコーンの置き忘れでコースを遮断していなかったという運営ミスを認めた。
引用元:デイリー
先導バイクと中継バイクの誘導ミス
2台の白バイのうち、1台は予定されていた折り返し地点で折り返しました。
ところが、もう1台の白バイと中継バイクが折り返さずに、間違えたまま直進してしまったのです。
複数の折り返し地点
大阪マラソンのコースは折り返し地点が3箇所ありますが、コースがしっかりと設定されていないと、高速で走っている先頭集団では判断がしづらいですね。
レース前に入念にコースを確認することも大事ですね。
影響を受けた選手たち
ここで影響を受けるのは記録を狙っている選手たちです。
30mも余分に走ってしまえば、約4秒ほどロスすることになります。
これ、すごくもったいなかったですよね(><)
日本人トップの近藤亮太選手を含め、その時先頭集団にいた10数人の選手たちは数秒ほどタイムが良くなったはずなので、もったいないの一言!
この集団は実際よりも多く走っていますが、違反にはなりません。総距離42.195kmの0.1%以内なら公認記録とみなされます。
まとめ
今回は大阪マラソン2025で生じた折り返し地点を間違えるハプニングについてご紹介してきました。
運営側と誘導車側のダブルのミスが重なって招いてしまったハプニング。
好タイムだったからこそ、さらにもっと良いタイムが出たかと思うと悔しいですね。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。