2024年大相撲春場所で旋風が巻き起こっています。
新入幕で110年ぶりの優勝を決めた尊富士(たけるふじ)。破竹の勢いで勝ち進んできましたね!
そんな彼の地元愛を感じる化粧まわしも話題になっています。
今回は尊富士の化粧まわしにどんな意味が込められているのか、ご紹介していきます。
#大阪場所2024十三日目 #尊富士#化粧まわし
— Lulit (@OneLoveLulit) March 22, 2024
地元・五所川原市からの化粧まわし
堂々と土俵入りする尊富士✨ pic.twitter.com/esnMRtUGVV
それでは、一緒に見ていきましょう!
尊富士のプロフィール
尊富士の簡単なプロフィールをご紹介します。
尊富士は「たけるふじ」と読みます。元々、「石岡」でしたが、「尊富士」に変更しました。
名前の由来は日本武尊(やまとたけるのみこと)です。
項目 | 内容 |
---|---|
所属部屋 | 伊勢ヶ濱部屋 |
本名 | 石岡弥輝也(いしおかみきや) |
しこ名 | 石岡→尊富士(たけるふじ) |
生年月日 | 1999(平成11)年4月9日 |
出身地 | 青森県五所川原市 |
身長 | 184cm |
体重 | 143.0kg |
初土俵 | 2022(令和4)年9月 |
得意技 | 突き・押し |
尊富士の化粧まわしのデザイン
#大阪場所2024初日 #春場所 #尊富士#ミワ電工 #化粧まわし
— Lulit (@OneLoveLulit) March 10, 2024
尊富士✨新入幕おめでとう!
青森県五所川原市
芦野公園の桜の下を津軽鉄道の車両『走れメロス号』が通る様子をデザイン pic.twitter.com/pNyAlXpmHD
尊富士の出身地は青森県五所川原市金木町。化粧まわしはこの地に深い敬意を表したデザインです。
制作したのは地元のミワ電工
彼の化粧まわしは、青森県五所川原市の株式会社ミワ電工(代表取締役・島谷昭一)によって制作されました。
モチーフとなったのは、津軽鉄道の「走れメロス号」というオレンジ色の列車。この列車が五所川原市の尊富士の実家から近い芦野公園の「桜のトンネル」をくぐっているところをデザインしたものです。
「走れメロス号」という名前は太宰治氏の小説から名付けられたもの。芦野公園内にも太宰治の銅像が立っています。
芦野公園は津軽半島屈指の桜の名所で、桜と黒松のコントラストが美しい公園で知られています。
デザインに込められた思い
尊富士は小学生だった頃、毎日、津軽列車を見て、登校していたそうです。また、化粧まわしに描かれた桜のトンネルは小さいころ、よく遊んだ芦野公園の風景。
実際に、春の桜のシーズンになると、「芦屋公園駅」は1500本の桜がアーチ状に咲き誇り、とても美しいです。公園内を津軽列車が走り、多くの観光客が押し寄せる観光名所にもなってます。
「地元を思い出して、相撲を頑張ってほしい」
化粧まわしはそんな地元の方々の愛情がいっぱいに詰まったデザインなのです。
化粧まわしといえば、そこにスポンサーの想いや個性が現れますよね。今年、貴景勝のジェラピケの化粧まわしが話題になりましたが、尊富士の地元愛溢れる化粧まわしも素敵ですね!
まとめ
今日は相撲界新星・尊富士(たけるふじ)の化粧まわしに込められた意味について、解説してきました!
100年の歴史が変わった瞬間。こうして、新星が現れると、相撲界も活気付きますね!
来場所からも尊富士を応援しましょう!
今日もお読みくださり、ありがとうございました!