第31回WBSC U-18野球ワールドカップ2023で、日本は8年ぶり、4大会ぶりの決勝進出を決めました!
対戦相手は台湾。台湾は3大会連続の決勝へと駒を進めました。昨年の王者アメリカを尻目に、日本は初の世界一に輝く夢を追いかけ、台湾は4年ぶりの頂点を目指します。
今回はWBSC U-18野球ワールドカップ2023で決勝進出をつかんだ流れと、決勝戦の生中継情報についてお伝えしていきます!
WBSC U-18野球W杯スーパーラウンドの結果
スーパーラウンドの結果について、振り返ります。
9/8(金) 日本 vs プエルトリコ(10-0)
9/9(土) 日本 vs 台湾(2-5)
とくに、9/7、9/8は先発投手(韓国戦:前田悠伍(ゆうご)投手、プエルトリコ戦:東恩納蒼(ひがしおんなあおい)投手)が素晴らしかったですね。
韓国戦の振り返り
日本は韓国に対し、7-1という圧倒的な勝利を収めました。
【投手陣】
2人目 森煌誠(こうだい) (徳島商業)
3人目 武田陸玖(りく) (山形中央)
先発の前田悠伍投手は4回を投げ、被安打はわずか1で、四死球も出さず、奪三振1を記録するなど、計47球での見事な好投。
三振を取りに行くというよりも、打たせて捕るピッチングを心がけたそうです。
続いて森煌誠投手が1失点に抑え、3人目の武田陸玖投手も頼れる救援で試合を締めくくりました。
打撃も力を奮起し、計7安打をマーク。2回裏には、慶應の丸田湊斗の安打で出塁した2人が、沖縄尚学の知花慎之助沖縄尚学の鮮烈な3塁打で一気にホームイン。さらに内野ゴロで1点を追加し、先制の3点を挙げました。
何といってもよかったのが6回裏、仙台育英の山田脩也が今大会チーム初となるソロホームランを放ちました。山田選手は守備も上手だし、花のある選手ですね。
知花慎之助は3打数2安打4打点の活躍で、勝負所での強さを発揮!すごかったですね。
プエルトリコ戦の振り返り
日本はプエルトリコを圧倒し、10-0で5回コールド勝ちでした。
この日は東恩納蒼投手の日といってもいいのではないでしょうか。
5回を投げて被安打ゼロ、四死球ゼロ、奪三振5という驚異的な数字で、5回参考ながらも完全試合を達成しました。
東恩納選手は甲子園でも「ミスターゼロ」と呼ばれていたくらい。WBSC U-18W杯でもこれまで3回登板し、無失点というから、すごいですね。大学に進学するそうですが、どんどん大物になる予感がしています。
攻撃陣も炸裂し、合計で13安打を記録。前日の韓国戦で登板した武田陸玖選手が4番に起用されました。二刀流ですね!
1回裏にはその武田選手が安打で2点を先制し、その後も得点を重ねました。
そして5回裏、一挙に6点を奪い、試合を決定づけました。押し出し四球、寺地隆成の安打、失策、代打・森田大翔(履正社)の安打、代打・髙中一樹(聖光学院)の安打と、まさに総力戦での大量得点でした。
※プエルトリコ戦で日本が勝利し、全勝していた台湾がオランダに勝利したため、
勝率で台湾と日本の決勝進出が決定。
決勝戦の生中継情報
決勝戦はBS11で生中継されることになりました!
また、決勝戦の前哨戦となる9日(土)の試合は、BSで録画放送があります。
※9日の試合開始は19:00~になります。
その他の視聴方法はコチラにまとめています♪
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WBSC U-18野球W杯2023の試合日程とTV放送・配信情報 - カメラと旅をする
WBSC U-18野球W杯2023 スーパーラウンドの試合日程や視聴方法を解説! - カメラと旅をする
台湾戦の見どころ
何といっても、台湾のピッチャーをいかに打ち崩せるかにかかっています。
150キロ超の剛速球を投げる投手が何人もいるので、怖いですね。
とくに、注目すべきは孫易磊(ソン・イーライ)選手。156キロの速球をどのように攻略するかが大事ですね。
あとは、会場が台湾なので、完全にアウェイの中で試合をしなければならないことを考えると、いかに平常心で戦えるのかがキーになります。甲子園の慶應の応援よりも、激しいとか。
いずれにしても、決勝戦は頑張っていただきたいです。
まとめ
今回はWBSC U-18野球ワールドカップ2023で日本が決勝進出を確定した情報などについて、お伝えしてきました。
9月10日(日)19:00~21:00 BS11
今日もお読みくださり、ありがとうございます。