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WBSC U-18野球ワールド杯2023で侍ジャパン初優勝!台湾に勝てた理由を解説

2023年8月31日からWBSC U-18野球ワールドカップが開幕し、連日、熱い戦いが繰り広げられていました。

 

この舞台で侍ジャパンU-18は、「初優勝」を飾りました!!!歴史的瞬間ですね。

 

金メダル 日本

銀メダル 台湾

銅メダル 韓国

 

 

馬淵史郎監督の涙や、台湾の応援席からの大きな拍手にも感動しました。台湾の剛腕投手から勝利をもぎとれたなんて、本当に凄い。

 

「スモールベースボール」という戦略に合わせて選手を選び、最高の結果をつかんだ指揮官の眼力が素晴らしいですね。

 

今回は決勝戦を振り返っていきます。

スーパーラウンドの結果

オープニングラウンド後に進んだスーパーラウンドの結果は以下の通り。

上位2チームが決勝戦、3,4位が3位決定戦に進みました。

 

1 台湾 5勝

2 日本 3勝2敗

3 アメリカ 2勝3敗

4 韓国 2勝3敗

5 プエルトリコ 2勝3敗

6 オランダ 1勝4敗

 

スーパーラウンドの様子についてはこちらの記事にまとめています♪

▼▼▼

【WBSC U-18野球W杯2023】日本の決勝進出が確定!BS11での生中継情報も! - カメラと旅をする

 

オープニングラウンドについてはこちらです♪

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【WBSC U-18野球W杯2023】侍ジャパン・スーパーラウンド進出!ファインプレーをご紹介 - カメラと旅をする

台湾に勝てた理由とは?

前日の消化試合(スーパーラウンド最終日)では、5-2で台湾に負けています。侍ジャパンはなぜ台湾に勝利できたのでしょうか?

 

エース孫易磊投手はここまで3試合投げて防御率0.00の156kmエース。打てそうな感じがしません。

勝因1:前田悠伍投手の落ち着いたピッチング

決勝戦の先発投手は、大阪桐蔭高校の前田悠伍投手。

 

立ち上がりこそバッテリーミスなどで台湾が先制しましたが、それ以降は強気で落ち着いていました。見事な完投!この貫禄と風格は高校生とは思えません。

 

「前田君の雄姿を見られて本当に良かった」と思われている方はきっと多いでしょうね。

 

「台湾の応援より、甲子園の方がすごい」と台湾の応援の圧を感じることすらなかったのもよかった。

 

【今大会の前田悠伍投手のピッチング】

アメリカ戦 5回2/3、8奪三振無失点

韓国戦 4回、1奪三振無失点

台湾戦 7回、4安打5奪三振1失点(完投)

 

勝負どころの試合に先発しており、見事に抑えているところは、さすがです。

 

リードをした尾形樹人捕手や守備も見事でしたね。いい投手が何人もいて彼らの球を捕り、リードできる捕手こそ影のMVPですね。

勝因2:バント作戦で相手を焦らせた

怒涛のバント攻撃はすごかった。

 

3番 緒方漣 フォアボール

4番 武田陸玖 バント

5番 丸田湊斗 セーフティーバント

6番 高中一樹 スクイズ

 

しかも、丸田選手なんて、足が速いからセーフになっていた!

 

そして、もうここで相手は完全にパニックに陥ってしまい、悪送球。

 

長打やホームランにこだわらなかったことが勝利を導いたのかもしれませんね。

MVP賞&ベストナイン

【MVP賞】

緒方漣(日本)

 

緒方漣選手は、WBSC U-18野球ワールドカップ2023の全9試合に出場しました。

24打数13安打、打率.542、三塁打1本、打点5を記録。

 

【ベストナイン】

先発投手:東恩納蒼(日本)

救援投手:キム・テギョン(韓国)

捕手:メン・チーフー(チャイニーズ・タイペイ)

一塁手:ペリー・モーランド(アメリカ)

二塁手:緒方蓮(日本)

三塁手:ディマス・オダ(パナマ)

遊撃手:マヌエル・マリン(アメリカ)

外野手:チン・シェン・コー(チャイニーズ・タイペイ)/アントニオ・マシアス(メキシコ) /ミケル・ウィレム(オランダ)

指名打者イ・サンジュン(韓国)

まとめ

今回はWBSC U-18野球ワールドカップ2023で侍ジャパンが初優勝を飾ったことについて、お伝えしてきました。

 

春のWBCに続き、実に快挙ですね。今回出場していた選手たちが数年後、どんな風に成長しているのか、とても楽しみです。

 

今日はお読みくださり、ありがとうございました。