
フランスのアダム・シャオ・イム・ファ(Adam Shao Him Fa)選手の2025−2026シーズンの使用曲についてご紹介します。
La terre vue du ciel/Armand Amar(アルマン・アマール)作曲
フリースケーティング(FS)
チロル協奏曲第2楽章(Tirol Concerto : Movement II)/Philip Glass(フィリップ・グラス)作曲
この記事では、それぞれの使用曲とアーティストの特徴などをわかりやすくまとめてご紹介します。
アダム・シャオ・イム・ファ選手のショートプログラム
アダム・シャオ・イム・ファ選手のショートプログラム(SP)の使用曲についてお伝えします。
ショートプログラム(SP)の使用曲
2025−2026シーズンのショートプログラム(SP)には、 Armand Amar(アルマン・アマール)作曲の「La terre vue du ciel」が使用されます。
テーマは 「Leonardo da Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ)」。
奥が深そうですね。広がりのあるサウンドが特徴で、視界がふわっと広がるような壮大さを感じる曲です。
作曲家アルマン・アマール(Armand Amar)について
アルマン・アマールは、フランスを拠点に活躍する作曲家で、映画音楽やドキュメンタリー作品を中心に手がける人気アーティスト。
代表作には映画『レ・シルクル・ド・ルミエール』『ヒマラヤ運命の山』などがあり、民族音楽をベースにした心に響く音の作り方が特徴。
透明感のあるストリングスや、静けさの中の強さが魅力で、アダム選手の繊細なスケーティングと相性が抜群です。
テーマと楽曲の魅力
「La terre vue du ciel」は、地球の美しさを映像的に描いた楽曲で、ダ・ヴィンチの世界観と重なる部分が多くあります。
音の広がりが滑り出しからドラマを感じさせ、細かなニュアンスを出すアダム選手にぴったり。
曲の静と動が絶妙に配置されているため、ステップやジャンプの入りに深みが出そうなプログラムです。
アダム・シャオ・イム・ファ選手のフリースケーティング
アダム・シャオ・イム・ファ選手のフリースケーティングの使用曲についてご紹介します。
フリースケーティング(FS)の使用曲
スリースケーティング(FS)はPhilip Glass(フィリップ・グラス)作曲の「チロル協奏曲第2楽章(Tirol Concerto : Movement II)」。
テーマは 「The Creation of Adam(アダムの創造)」。
柔らかく繰り返す旋律が、心の奥に静かに波紋を広げるような楽曲です。
フィリップ・グラス(Philip Glass)について
フィリップ・グラスは「ミニマル・ミュージックの巨匠」として知られるアメリカの作曲家。
同じメロディーを少しずつ変化させながら重ねていく独自の音作りが特徴で、聴くほどに深い余韻を感じさせます。
代表作には映画『Koyaanisqatsi(コヤニスカッツィ)』、オペラ『Einstein on the Beach』などがあり、世界中のアーティストから高く評価されています。
その静かな高揚感や精神性の高さは、アダム選手のアーティスティックな滑りと相性がとてもよく、彼の持つ深い表現力をさらに引き出してくれそうです。
テーマと楽曲の魅力
「チロル協奏曲第2楽章(Tirol Concerto : Movement II)」は、澄んだピアノとストリングスが柔らかく重なり、癒しを感じる曲。
「アダムの創造」というテーマにふさわしい静けさの中に力を秘めた構成で、後半にかけて少しずつ感情が高まっていく流れが美しい楽曲です。
演技全体に時間の深みを持たせるため、アダム選手の滑りの質やスピンの美しさがより際立ち、完成形がとても楽しみになります。
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アダム・シャオ・イム・ファ選手の2025−2026シーズン使用曲まとめ
ショート:La terre vue du ciel/Armand Amar(アルマン・アマール)作曲
フリー:Tirol Concerto : Movement II(作曲Philip Glass(フィリップ・グラス)
※共に編曲はセドリック・トゥール(Cedric Tour)
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今季はどちらのプログラムも世界観の深さが最大の魅力です。
オリンピックシーズンであることもあって、とても楽しみですね。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。

