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【2024–2025最新】アダム・シャオ・イム・ファの使用曲と振付を徹底解説!2種SPの真意とは?

外国のスケート選手で気になる存在といえば、フランスのアダム・シャオ・イム・ファ(Adam SHAO HIM FA)選手。

 

「アダム・シャオ・イム・ファ選手のSPが2つある!?」

「アダム・シャオ・イム・ファ選手の使用曲はあまり聞いたことないけど、どんな曲?」

 

ジャンプのキレはもちろん、感情のこもった演技に引き込まれて、このように使用局について気になった方も多いのではないでしょうか?

 

 ショートでは、2つのプログラムを使い分けてます🎵
 ①SOS d’un terrien en détresse(苦悩する地球人からのSOS)
 ②Gangsta's Paradise × X Gon' Give It To Ya
フリーは映画『DUNE』と「Fallout」の音楽をミックスし、ストーリーが展開されていくような演技が話題です。
・Paul's Dream(映画『Dune/デューン』より)
・The Shortening of the Way(映画『Dune/デューン』より)
・A Time of Quiet Between the Storms(映画『Dune/デューン』より)  

・Fallout
 

 

■この記事を読んで分かること■
ポイント🎵
  • アダム選手の2024–2025シーズン使用曲(SP・FSすべて)
  • それぞれの選曲理由と演技の特徴
  • 振付を手がけたブノワ・リショー氏について
  • 欧州選手権2連覇の背景や今後の注目ポイント
  • バックフリップなど“観て楽しめる”ポイントも紹介!

それでは一緒に見ていきましょう!

2024-2025シーズンのSPの使用曲は2パターンある!

アダム・シャオ・イム・ファ選手の2024−2025シーズンのショートプログラムは、2つのパターンがあり、その時々で使い分けているようです。

「SOS d'un terrien en détresse(苦悩する地球人からのSOS)」

フランスらしい叙情的な世界観と、アダム選手の繊細な表現力がぴったりハマっていて、観ているこちらまで胸がギュッとなるような、そんな演技です。

 

このプログラムは、アダム選手の“心の内側”を見ているような感覚になるほど、感情がしっかり伝わってくるのが魅力。

「Gangsta's Paradise × X Gon' Give It To Ya」の選曲意図

そして、もうひとつのSPはガラリと雰囲気が変わって、
「Gangsta's Paradise」と「X Gon' Give It To Ya」を組み合わせたプログラム!


氷の上とは思えないようなステップのキレと、鋭いジャンプがとても印象的です。

2つの曲を使い分けている理由

2つのショートプログラムを持つ理由ははっきりとは明かしていません。


ただし、演技を見ていると、会場や大会の雰囲気、曲のテーマによって使い分けているのが伝わってきます。

 

なぜ使い分ける…??と思いますが、このようなその柔軟さがアダム選手の魅力ではないでしょうか🎵

2024-2025シーズンのFSの使用曲

フリーは映画『DUNE』の楽曲とアニメ「Arcane」の楽曲「Fallout」の音楽をミックスし、ストーリーが展開されていくような演技が話題です。
・Paul's Dream(映画『Dune/デューン』より)
・The Shortening of the Way(映画『Dune/デューン』より)
・A Time of Quiet Between the Storms(映画『Dune/デューン』より)  

・Fallout(アニメ『Arcane/アーケイン』より)


映画『DUNE/デューン』の作曲はハンス・ジマーです。

 

この映画は、未来の砂漠の星を舞台にしたSF作品で、深い哲学や家族、運命がテーマ。


そんなドラマチックな世界観を、アダム選手が氷の上でどんなふうに演じるのか、楽しみですね。

 

■関連事項■
映画「DUNE」といえば、こちらの記事でも紹介しています!

樋口新葉選手の2024-2025ショートの使用曲を解説! - カメラと旅をする

 

『DUNE』の音楽に加えて、もう一つの曲がフランスのアニメ「Arcane」の楽曲「Fallout」。

 

作曲はレイ・チェンとアレクサンダー・テンプル。

 

4つの曲を融合することによって、幻想的な世界観にどこか“スリル”のようなものを感じます。

 

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魅せ技バックフリップ

アダム選手といえば、やっぱりあの“バックフリップ(宙返り)”も外せません!

 

試合中でバックフリップをすることは危険なので、違反とされていましたが、2026年7月からバックフリップを試合に取り入れてもいいと解禁されました。

 

というのも、2024年の世界選手権などでアダム選手が実際に、試合でバックフリップを入れて、注目されたからです。

 

減点されてしまうのを覚悟してまで飛びたかった理由がこちらのインタビューで語られています。

 

「世界エキシビションではなく試合でやるのはエネルギーが必要なこと。でも観客の前で成し遂げたかった。このスポーツをプッシュするためにチャレンジしました。また見た目よりも危険ではありません。」

引用:Number Web フィギュアスケートPRESS

 

まさに会場を沸かせる“魅せ技”

高さも回転も美しく、見た人の記憶に残ること間違いなし。

 

ただし、得点には加算されないようです。

あくまでも減点ではなくなる、ということです。フリースケーティングの中で1度のみ許可され、つなぎでも、コレオシークエンスでも、どこに入れても構いませんが、点数にはなりません。イナバウアーやバレエジャンプとは違って、コレオシークエンスの特徴にもなりません

引用:Number Web フィギュアスケートPRESS


しかし、アクロバットなのに美しい…そんな唯一無二の存在感を放つアダム選手の大きな魅力のひとつであることには変わりないですね💫

プログラムを彩る振付師・ブノワ・リショーとは?

ここ数年、アダム選手の振付を担当しているのは、フランス出身の振付師・ブノワ・リショー氏。

 

2024年ISUスケーティング・アワードで最優秀振付師賞を受賞し、2025年にも再びノミネートされています。

 

あまり聞いたことのない曲を使用するイメージがあり、どんどん新しいスケートを開拓している方という印象があります。

まとめ

今回はアダム・シャオ・イム・ファ選手について、音楽や振付師などをご紹介してきました。

 

振付師ブノワ・リショーさんとのタッグ。

息の合ったコンビネーションだからこそ、ここまで心に響くプログラムが生まれるんですね。


アダム選手を応援しましょう!

今日もお読みくださり、ありがとうございました。