
アメリカのアンバー・グレン(Amber Glenn)選手は、トリプルアクセルも跳べる実力派。
今回はアメリカのアンバー・グレン選手の2025-2026シーズンのショートプログラム(SP)やフリースケーティング(FS)の使用曲をご紹介します。
- ショートプログラム(SP)
・曲名:Like A Prayer / マドンナ(Madonna)
・振付:ケイトリン・ウェーバー(Kaitlyn Weaver) - フリースケーティング(FS)
・曲名:I Will Find You / オーディオマシーン(Audiomachine)
・曲名:The Return / クラン(CLANN)
・振付:キャサリン・ヒル(Katherine Hill)
この記事では、さらに詳しくまとめました。
アンバーグレン選手のショートプログラム
2025-2026シーズンのショートは、いよいよ五輪シーズンらしい攻めとドラマ性を感じる曲です。
ショートプログラムの使用曲
2025-2026シーズンのショートプログラム使用曲は マドンナ(Madonna)の「Like A Prayer(ライク・ア・プレイヤー)」です。
80年代の大ヒット曲で、祈り・葛藤・情熱が入り混じるような、スピリチュアルでありながら力強い楽曲。
ロック寄りのビートにドラマチックなメロディーが重なり、グレン選手の ダイナミックなジャンプ、表情豊かな表現力が見られて、とても相性が良い選曲だと感じます。
ショートの振付師
ショートプログラムの振付を担当しているのは ケイトリン・ウィーバー(Kaitlyn Weaver) です。
ウィーバーさんはカナダ代表として活躍した元アイスダンサーで、現役引退後は世界中のトップスケーターの振付を手がける人気クリエイター。
グレン選手とは以前からタッグを組んでおり、 音楽の「間」を生かした大きな動き が魅力。観客を引き込む構成が素晴らしいです。
アンバーグレン選手のフリースケーティング
フリーは2曲をアレンジしています。
そのうち1曲は前シーズンから続投。五輪シーズンに同じ曲を続けるということは、それだけ選手自身が「自分の代表作」として大切にしているプログラムともいえます。
フリースケーティングの使用曲
2025-2026シーズンのフリースケーティング使用曲は、2曲を組み合わせた構成です。
- 「I Will Find You」 /オーディオマシン(Audiomachine)
- 「The Return」 / クラン(CLANN)
どちらも映画音楽のようなが魅力的な曲。
静かに始まり、少しずつ盛り上がっていくので、波のような美しさを感じます。
スピンやステップでの流れるような動きも波のような音楽とマッチしています。
フリーの振付師
フリースケーティング(FS)の振付は キャサリン・ヒル(Katherine Hill) 氏が担当。
ヒルさんは、近年グレン選手のフリーを続けて手がけている振付師で、
- 大きくゆったりとしたエッジワーク
- 音の変化に合わせて波打つような上半身の動き
- ジャンプ以外の部分でも「物語」を感じさせる構成
などで高く評価されています。
グレン選手自身も、このフリーについて「強さと美しさ、そして自分を落ち着かせてくれるリズムを大事にしている」とコメントしており、メンタル面の支えにもなっているようです。
アンバーグレン選手の使用曲まとめ
最後に、2025-2026シーズンの使用曲を整理しておきます。
- ショートプログラム(SP)
・曲名:Like A Prayer / マドンナ(Madonna)
・振付:ケイトリン・ウェーバー(Kaitlyn Weaver) - フリースケーティング(FS)
・曲名:I Will Find You / オーディオマシーン(Audiomachine)
・曲名:The Return / クラン(CLANN)
・振付:キャサリン・ヒル(Katherine Hill)
マドンナの名曲で攻めるショートと、シネマティックで壮大な世界観のフリーという組み合わせは、まさに「強くて美しいアンバー・グレン選手」を象徴するラインナップだと感じます。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。
