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イギリスのチャールズ国王の戴冠式は日本時間のいつ?招待状に込められたメッセージも解説

エリザベス女王が2022年9月8日に崩御され、チャールズ国王(3世)が王位を継承しました。

そのチャールズ国王の戴冠式の日が迫ってきていますね!

 

戴冠式は「オペレーション・ゴールデン・オーブ(金の宝珠作戦)」というコードネームのもとで計画が進められてきました。

 

カラフルで素敵な招待状も公開されていました。

 

そこに込められたメッセージや想いを想像すると、イギリスの伝統や文化が受け継がれているのを感じて、とても感慨深いです。

 

今回はイギリスの戴冠式の日時や招待状に込められた事柄などについてお伝えしていきます!

 

 

 

それでは一緒に見ていきましょう!

戴冠式はいつ?

戴冠式は2023年5月6日(現地時間午前11時/日本時間午後7時)に行われます。

 

エリザベス女王が2022年9月8日に崩御されてから、8か月が経過。

 

戴冠式とは即位の証として、正式に王冠を受ける儀式。

 

前回のエリザベス女王の戴冠式は1953年6月2日

今年の2023年はエリザベス女王即位70周年にあたるので、「6月2日」が予想されていました。

戴冠式の場所はウェストミンスター寺院

過去の歴史をたどっても、1066年以来この寺院では38回も戴冠式が執り行われてきました。

 

今回もその慣習に則って、この場で行われます。

ウェストミンスター寺院は世界遺産に登録されている

このウェストミンスター寺院はイギリス国王の戴冠式や埋葬式が行われる場所。

 

1987年には世界遺産に登録されました。

イギリス国会議事堂

セントマーガレット聖堂

公開されている招待状

チャールズ国王とカミラ王妃の戴冠式の招待状が公開されていますよね。

この素敵な招待状をデザインしたのはアンドリュー・ジェイミソン氏

 

  • 紋章アーティスト
  • 装飾写本家(装飾写本とは挿絵や文様を装飾すること)

 

こうした肩書を持つ方だけあって、とても緻密で美しいデザインですよね♪

 

ジェミソン氏はチャールズ国王が名誉パトロンを務めている「アート・ワーカーズ・ギルド」という団体のメンバーです。

 

このような文化が継承されているのは、パトロンの存在があってこそ。

 

私はこのようなチャールズ国王の姿勢は「イギリスの文化を継承させていきたい」という愛国心の表れであって、素晴らしいと思いました。

 

デザインの中心モチーフはグリーンマン

この招待状の中心は、「グリーンマン」

招待状の真ん中下に描かれています。

 

グリーンマンは「復活」「春」を表すシンボル。
イギリスの民話に登場する古代の人物像のことです。

 

招待状のグリーンマンは花冠をかぶっています。

冠に使われているのが...

  • オーク
  • アイビー
  • サンザシの葉
  • イギリスの紋章の花

招待状の周りに描かれた草花にはエリザベス女王を慕って「ローズマリー」も描かれています。

 

国葬の時にチャールズ国王のリクエストで、ローズマリーとマートルのリースが飾られていましたが、ローズマリーには「愛」「追悼」の意味があるそうです。

カミラ王妃はカミラ女王に

twitterの投稿文ではチャールズ国王とカミラ王妃について、こういう表現がされています。

The King and The Queen Consort

    ↓↓

招待状の中には…

KING CHARLES Ⅲ  & QUEEN CAMILLA
 

ということは、戴冠式の当日から、「カミラ王妃(The Queen Consort)」は「カミラ女王(QUEEN CAMILLA)」と呼ばれることになります。

 

年月を経て、イギリス国民から好意的に受け入れられるようになったのは、ほんとにすごいことだなと思います。

 

戴冠式の祝賀ムードを盛り上げる行列、式典、儀式と祝典で流れる音楽が集められたアルバムがリリースされました。

Crown & Glory

Crown & Glory

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まとめ

今回はイギリス王室のチャールズ国王の戴冠式や公開されている招待状について、お伝えしてきました。

  • 戴冠式は5月6日(現地時間の午前11時/日本時間午後7時)。
  • 招待状のデザインはアンドリュー・ジェイミソン氏。
  • デザインは戴冠式当日から「カミラ王妃」は「カミラ女王」と呼ばれる。

5月6日は中継もされるので、楽しみですね♪

今日もお読みくださり、ありがとうございます♪