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リバーサルオーケストラ第3話の感想・考察~威風堂々の演奏シーンから思うこと

リバーサルオーケストラの第3話は初音と児玉交響楽団の初めての公演シーンがあり、じんわりときました。

人前で演奏するのを避けていた初音が10年ぶりにオーケストラの一員として、演奏するシーンはほんとによかったですね~♪

そのときに演奏していた曲が「威風堂々」。入学式や卒業式でよく流れる曲ですが、改めて聴くと、元気が出る曲ですね♪

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今回はリバーサルオーケストラの第3話を振り返って、感想を綴っていきたいと思います。

威風堂々とはどんな曲?

第3話の注目局はこれ!ドラマの中で、朝陽が「イギリスの第二の国歌」と話していた曲。

・曲名:威風堂々第一番

・作曲者:エドワード・エルガー

威風堂々は行進曲。今でこそ、有名な曲ですが、作曲家のエドガーはかなりの苦労人。なかなか芽が出ず、一流の作曲家として認められたのは42歳のとき。

 

その後、「威風堂々」が大衆に受け入れて、人気の作曲家になりました。彼のモットーは「音楽で人の心を鼓舞する」ことでした。

なぜイギリス人にとって威風堂々は「第二の国歌」なのか?

イギリス人は、「希望と栄光の国(Land of Hope and Glory)」という曲を熱唱する習慣があります。

この曲は威風堂々のあの有名なメロディに詞をつけたもの。

 

当時の国王エドワード7世が「威風堂々」を初めて聴いたときに、エルガーに「中間部に流れるメロディに詞をつけなさい」と命じたのです。

 

現在に至るまで、行事や音楽祭などでこの歌が必ず歌われるようになりました。

感想1 威風堂々のじらし方が上手

さて、威風堂々は第1話、第2話、第3話の途中でもオケの練習シーンなどでちらちらっと流れていましたよね。

 

けれど、だれでも思い浮かべるあの有名なメロディは第3話のコンサートのシーンではじめて演奏されました。

 

威風堂々を聴き始めると、「あの盛り上がる部分を早く聴きたい!!」と思ってしまうもの。できる限り、いい場面を最大限に盛り上げるために、…ちらちらっと聴かせて、バーンと聴かせるのが上手いな~と感心しました♪

感想2 脚本家の清水友佳子さんが描きたかったもの

初音(門脇麦)が「やっぱり、コンサートで演奏するのは無理だ...」と感じて、逃げようとしました。

 

そのときに、朝陽(田中圭)が「大丈夫、ひとりじゃない。僕たちはオーケストラです」と言葉をかけたシーンがとても感動的

 

清水友佳子さんはピアノ科に在籍していたことがある方。ピアノは一人で引く楽器だからこそ、オーケストラのような「チーム」に憧れていました。このドラマで描きたかったのがオーケストラのチームワーク。

 

威風堂々の演奏はまさにチームの絆を感じて、じんわりと感動しました♪「威風堂々」が人の心を元気づけるために作られた曲なので、余計とこのドラマにマッチしていますよね。

感想3 ティンパニはオーケストラに欠かせない楽器

第3話では打楽器のティンパニ役の人が大事な役どころ。

オーケストラというと、つい花形のヴァイオリンに目がいくけど、「威風堂々」のような曲を聴くと、ティンパニやシンバルみたいな打楽器こそ欠かせないと感じました♪

 

演奏シーンはTverで配信中です。

 

リバーサルオーケストラのオープニング曲について気になる方は、こちらの記事も合わせてお読みください。

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まとめ

今回はリバーサルオーケストラの第3話の「威風堂々」の演奏シーンから思うことを綴ってきました。

第3話のラストで「威風堂々」が演奏するシーンは本当に感動的。人の心を鼓舞するためにつくられた人生の応援歌なので、元気が出ます。

 

演奏シーンはTverで配信中。

また、

全話Huluから見られます♪

 

今日もお読みくださり、ありがとうございます♪