2023(令和5)年12月20日にユーミンの50周年記念コラボアルバム「ユーミン乾杯」がリリースされます!!
ユーミンの名曲をいろんなアーティストとコラボしたアルバムで、コンセプトは「懐かしい未来 新しい過去」。
名曲の時間旅行を楽しめるアルバムといってよいのではないでしょうか♪
2022(令和4)年にデビュー50周年記念として発売された「ユーミン万歳」に続くアルバムなので、待ち遠しいです。
そのなかで、特に印象深いのが「守ってあげたい」です。
日テレの「ベストアーティスト」で42年前のユーミンの声と乃木坂46がコラボしていて、レトロっぽさのない「守ってあげたい」がとても新鮮でした!
今日はユーミンの名曲「守ってあげたい」がどんな曲なのかについて、解説していきます!
「守ってあげたい」は映画の主題歌だった
松任谷由実の代表曲の一つ「守ってあげたい」。
この曲が初めて世に出たのは1980年代のこと。
薬師丸ひろ子主演の角川映画「ねらわれた学園」の主題歌として書き下ろされたこの曲は、すぐに大きな注目を集めました!
女性が「守ってあげたい」と感じるのが新鮮な印象を与えたのかもしれませんね。
1981(昭和56)年11月1日にリリースされたアルバム「昨晩お会いしましょう」に収録されています♪
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ユーミンが影響を受けたのは何?
「守ってあげたい」をつくる過程で、ユーミンが影響を受けたのが、洋楽でした。
特に、「守ってあげたい」の歌詞は「You didn’t have to be so nice」という曲から大きなインスピレーションを受けています。
もともとはラヴィン・スプーンフル(The Lovin' Spoonful)というアメリカのフォークロックバンドの曲で、それをブラジルの著名な歌手アストラッド・ジルベルトがカバーしているのを聴いて、影響を受けたそうです。
アストラッド・ジルベルトの歌声と、ブラジル音楽の独特なリズムは、ユーミンがこの曲をつくる上で重要なポイントとなりました。
「守ってあげたい」の歌詞の一部をみると、たしかに参考にしたっぽいですね。
So you don't have to worry,worry
守ってあげたい
あなたを苦しめる すべてのことから
本当は「You didn’t have to be so nice」をそのまま使いたかったそうですが、語数の関係で「worry、worry」になりました。
ユーミンは、世界各地の音楽ジャンルに触れているので、そのときどきでエッセンスを取り入れて、独自の音楽性を築いてきているのを感じますね。
なんだかスケール大きいですよね♪
現代版「守ってあげたい」は乃木坂46とコラボ
「ユーミン乾杯」というアルバムの中で、ユーミンは乃木坂46と共に「守ってあげたい」の新バージョンを収録しました。
小室哲哉のプロデュースです。
12月2日で日テレで放送された「ベストアーティスト」で、42年前のユーミンの声と乃木坂46とのデュエットが放送されました。
レトロっぽさが抜けて、曲調が小室サウンドというか現代っぽい感じで、これはこれで素敵ですね♪
それにしてもいい歌詞だなと、改めて感動です。
令和世代が選ぶユーミンの曲トップ10
「ベストアーティスト」で令和世代(10代20代)が選んだトップ10が発表されていました。
その結果がこちら♪
1 やさしさに包まれたなら(1974)
2 ルージュの伝言(1980)
3 春よ、来い(1994)
4 恋人がサンタクロース(1980)
5 ひこうき雲(1973)
6 卒業写真(1975)
7 守ってあげたい(1981)
8 真夏の夜の夢(1993)
9 最後の春休み(1979)
10 中央フリーウェイ(1976)
意外にも、昔の曲ばかりなのでびっくり!「ひこうき雲」って、若い子たちにも人気があるんですね。
でも、いいなと思う曲は年代を関係なく、響くものだと感じますね。
まとめ
今回はユーミンの名曲「守ってあげたい」について、くわしく解説してきました。
デビュー50周年記念コラボアルバム「ユーミン乾杯」では、まだまだ新しいユーミンを見られそうなので、楽しみですね。
発売は2023年12月20日です♪
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今日もお読みくださり、ありがとうございます♪