千葉百音選が、四大陸選手権2023で見事を銅メダルを獲得!動画で表彰式の様子を見ていて、感動しました!ジュニア勢で、しかも初出場でこの快挙は素晴らしいです。
韓国、アメリカ、日本の三つ巴。渡辺倫果選手の巻き返しにも期待していたのですが、千葉百音選手が一歩リードしていて、すごかった。
今回は千葉百音選手の四大陸選手権2023を振り返りつつ、ショートとフリーの使用曲についてもご紹介していきます。
千葉百音選手が四大陸選手権2023で3位に!
四大陸フィギュア女子シングルの競技が終了しました
— 公益財団法人日本スケート連盟 Japan Skating Federation (@skatingjapan) February 11, 2023
千葉百音選手が銅メダル🥉を獲得しました✨#千葉百音 #四大陸選手権 #4ContsFigure #フィギュアスケート #FigureSkating pic.twitter.com/zQHAklJAZA
千葉百音選手が銅メダルに輝きました。
- ショート7位(67.28点)
- フリー2位(137.70点)←自己ベスト☆☆
- トータルで3位(204.98点)
韓国の2人(イ・ヘイン選手とキム・イェリム選手)の選手には及ばなかったけれど、緊張しながらもよくベストパフォーマンスができるものだと感心してしまいます。
フィギュアスケートこそメンタル力がいるスポーツはないのでは...と思います。
千葉百音選手の簡単なプロフィール
- 生年月日 2005年5月1日生まれ(17歳)
- 出身 宮城県
- 学校 東北高等学校在学中(羽生結弦選手の後輩にあたる)
- 身長 155㎝
- 主な戦績 2023年四大陸選手権3位
2022年全日本選手権5位
2022年全日本ジュニア選手権2位
- その他 現在は4回転トーループを習得中♪
ショートプログラムの曲は「シンドラーのリスト」
ショートプログラムの曲は「シンドラーのリスト」。
- ジョン・ウィリアムズ作曲
- 音源は日本フィルハーモニー交響楽団
スティーブン・スピルバーグ監督の映画『シンドラーのリスト』の曲。「STAR WARS」の曲もジョン・ウィリアムズがつくっていますが、「シンドラーのリスト」は同じ人が作曲したとは思えないほど、静かな音楽です。
その深遠な世界観を上品にしなやかに演じていて、じんわりと胸にしみるものがありました。
淡いグレーの衣装もシンドラーのリストの世界にマッチしていて、よかったですよね。
それにしても、驚くのは彼女がまだ17歳だということ。17歳でこんなにエレガントでスピーディーに滑れているなら、この先どんなトップ選手に駆け上がっていくんだろうと期待が膨らみます!
名プログラムが多い「シンドラーのリスト」
シンドラーのリストはフィギュアスケートでは、よく使われる曲の一つです。個人的に印象深かったのは2019-2020シーズンの宮原知子選手。
やはり、淡いグレーの衣装を着ていて、ユダヤ人になり切っているかのようなスケーティングが素敵でした。
フリースケーティングの曲は「Butterfly Lovers Concerto」
フリースケーティングの曲は「Butterfly Lovers Concerto(バタフライラヴァーズコンチェルト)」です。
- ホアン・スーユー(黄思瑜:Sss-Yu Huang)作曲
- 演奏者 西崎崇子
この曲は中国の音楽で、中国人でこの曲を知らない人はいないほど有名な曲です。
「Butterfly Lovers Concerto」は中国語にすると、「梁山伯と祝英台」と訳されます。「梁山伯と祝英台」は中国でもっとも有名なラブストーリーで、いわゆる中国版の「ロミオとジュリエット」といったところでしょうか。
最後は二人とも亡くなってしまう悲恋ものです。千葉百音選手もロミオとジュリエットのはかない世界をイメージして、演じているのでしょうね。
まとめ
今回は千葉百音選手の四大陸選手権2023での活躍を振り返りつつ、ショートとフリーの使用曲についてお伝えしてきました。
千葉百音選手は新たな技術や美しいパフォーマンスを追求することで、スケート界に新しい風を吹き込むことになるのでは…と期待せずにはいられません!
千葉百音はトップスケーターへの階段を上り始めているのを感じました。来季からシニアに転向して、2026年のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を目指します。彼女のキャリアに期待大です!
今日もお読みくださり、ありがとうございました。