2025年の世界フィギュアスケート選手権で金メダルを獲得したアメリカのアリサ・リウ選手。
素晴らしい演技はもちろんのこと、それを際立たせていたのが衣装です。
今回は、アリサ・リウ選手の衣装を手がけたデザイナーと、その衣装ならではの魅力について、詳しくご紹介します!
アリサ・リウ選手の衣装デザイナーはリサ・マッキノン氏
アリサ・リウ選手の衣装デザイナーは、カナダ出身のリサ・マッキノン(Lisa McKinnon)氏です。
リサさんはフィギュアスケート衣装の分野に入る前、舞台衣装のコスチュームデザインやスーパーバイザーとして活躍していました。
舞台の世界で培った「表現の深さ」や「ドラマを生み出す力」が、彼女のスケート衣装制作に独特の世界観を作り出しているように思います。
リサ・マッキノン氏が手がけたアリサ・リウ選手の衣装
アリサ・リウ選手の衣装はこちらです。
ショートプログラムは白の清楚な衣装です。控えめな煌めきを感じるような衣装。
素敵ですね。
✨ Liu Lights Up Boston! 🇺🇸🔥
— ISU Figure Skating (@ISU_Figure) March 26, 2025
Alysa Liu stuns the field and takes the lead in a thrilling Women’s Short Program at #WorldFigure! With Olympic dreams on the line and emotions running high, the world’s best brought the heat to TD Garden. 🌍⛸️
With just 1 program to go, everything… pic.twitter.com/gYF5D9CY68
そして、こちらがフリーのキラキラな衣装。
First 🇺🇸 woman to claim the world champion title since 2006. 😤 #FigureSkating #WorldFigure pic.twitter.com/hk0iJiFxsL
— ISU Figure Skating (@ISU_Figure) March 29, 2025
華やかなディスコ感があふれる衣装です。
リズミカルなプログラムに合わせて、キラキラなビーズがエネルギッシュな光のようで、リンクいっぱいに光を放っていました。
リサ・マッキノン氏が手がける衣装の特徴
リサ・マッキノン氏が作る衣装の特徴をまとめました。
テーマとパフォーマンスの結びつき
リサさんの衣装は、演技のテーマに丁寧に寄り添い、音楽やストーリーをそのまま衣装に映し出すことを大切にしています。
たとえば、同じくリサさんが衣装を手がけたアメリカのイザボー・レヴィト選手は、ショートプログラムで映画「ティファニーで朝食を」で流れる「Moon River」に乗って優雅でしっとりとした演技を披露してくれました。
衣装を見ただけで、オードリー・ヘップバーンを思わせるので、映画の世界を見事に表現していると思います。
このように、音楽とスケートが一体となるような自然な流れを作り出しているのが特徴です。
魅せるステージ効果
リンクの照明やカメラ映えを意識し、ストーンやビーズを繊細に配置して、光の当たり方まで計算されたデザインは、リンク上でひときわ輝き、演技をより華やかに演出します。
遠くの観客席にも、細部の美しさが伝わるのではないでしょうか。
自然な動きを支える設計
衣装の素材や縫製にも細やかな配慮がされていて、ジャンプや高速スピンなどの大きな動きでも違和感なく、しなやかに体にフィットするように作られています。
軽やかでありながら、パフォーマンスを自然にサポートしています。
まとめ
今回はアリサ・リウ選手の衣装デザイナーについてご紹介してきました。
日本選手にとって最大のライバルですが、アリサ・リウ選手の演技が楽しみですね。
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今日もお読みくださり、ありがとうございました。