最近、「パインアメ」が売れまくって、入手困難なお店もあるようです!阪神の岡田彰布監督が1試合で7~8粒くらい食べているとのことで、かなり話題になっていますよね。
阪神ファンの間では、「パインアメ」をなめながら応援するスタイルが流行っているのだとか。
昔から売られている永遠のロングセラーですね。子どものころ、よく食べていたという方も多いのではないでしょうか。
実はこのパインアメ、大阪のソウルフードなのですね。
一応、色もトラカラ―ですし。今年は大阪の野球を陰で支える立役者になっています。
阪神・岡田監督大好物「パインアメ」 ファンもなめて〝アレ〟応援 売上倍増、販売コーナーも https://t.co/sSDmsslor4
— 産経ニュースWEST (@SankeiNews_WEST) September 12, 2023
18年ぶりの優勝に向け注目が集まるなか、岡田彰布監督が試合中に好物の「パインアメ」をなめる姿が交流サイト(SNS)上で話題になっている。
今日はこの話題のパインアメについて、阪神の岡田監督が食べている理由、パインアメの歴史、製造過程や人気の秘密などをお伝えしていきます。
それでは、一緒に見ていきましょう!
- なぜ岡田監督はパインアメを食べているのか?
- パインアメの歴史
- パインアメの人気の秘密
- パインあめはどのように製造されているか?
- パインアメシロップ用の家電が開発された!
- 実はオレンジアメもある
- まとめ
なぜ岡田監督はパインアメを食べているのか?
岡田監督がパインアメを食べている理由は、声枯れ対策のためです。
たしかに、野球の試合ともなると、自然に大声がでるもの。監督ともなれば、なおのことですよね。
岡田監督は1イニングに約1個、1試合で7~8個くらい食べていたそうですから、かなりのパインアメ愛好家です。
実際に、トローチと違って、パインアメはお菓子なので、直接的に声枯れを防ぐ効果があるかどうかはわかりません。
でも、のどがイガイガしたりするときに、のど飴をなめると、とてもうるおいますよね。そう考えると、パインアメは阪神タイガーズの勝利には欠かせないお守り的存在といっていいでしょう!
私は子供のころ風邪をひくたびにトローチをなめるのが嫌で、代わりにこのパインアメを食べていたことを思い出します。車酔いしやすかったので、車に乗るときにもお守りみたいに持っていました。うーん、懐かしい!
パインアメの歴史
画像引用元:パイン株式会社
パインアメは1951(昭和26)年に、大阪で誕生しました。まだ戦後の影が色濃く残る時代。
当時のパイン株式会社では社長・上田保夫氏が手掛けていた「どんぐりあめ」の売上が伸び悩んでいました。
そんな時に目を付けたのがパイナップルの缶詰。
非常に高級とされていたパイナップルの味を、どうにかみんなに届けたいという熱い想いから、パインアメが生まれたんです。
当時、パイナップルときいて、一般の人がイメージするのは缶詰。輪切りにして真ん中に穴が開いているあのかたちが一般的でした。
初代のパインアメには穴がなかった!
パインアメといえば、今でこそお馴染みの真ん中にある小さな穴。しかし、当時のパインアメにはこの穴が開いていませんでした。
昔はアメに穴をあける技術がなかったからです。
飴の形も平たくして、アメの表面にパイナップルの模様をプリントしただけのもの。
なんとその名もシンプルに「パイナップル飴」と呼ばれていたんですよ。瓶詰めで1粒1円で売られていました。
その後、割りばしで穴をあけていた時代もあった
プリントしたアメでも十分可愛いと思うのですが、初代の社長がこだわったのは「穴の開いた輪切りのパイナップル」。
どうにかして穴をあけたいという思いから、このかたちを求めて、なんと割りばしでアメに穴をあけていた時代もあったのです!
いわゆる手動式パインアメです。
しかし、難敵はそのかたさです。カチカチのアメに穴をあけるって、相当な作業ですよね。社員のなかには、腱鞘炎になる方が出てきてしまうほど!
その後、2年をかけて、1958(昭和28)年にようやく自動穴あけ機が完成し、それ以降は自動で穴をあけられるようになりました。
とはいえ、このパインアメの丸い形は、企業秘密になっていて、簡単に複製はできないようになっています。
パインアメの人気の秘密
ところで、このパインアメはなぜこんなに根強く人気があるのでしょうか?
人気の秘密①甘酸っぱさ
甘いだけではなくて、甘酸っぱさがいいですね。
この甘酸っぱさのきめてが、パイン株式会社が独自でブレンドしたクエン酸。これがロングランの秘訣だと私は思っています。
甘酸っぱさをつくるパインアメの原材料
こちらがパインアメの原材料です。
砂糖
水あめ
お湯
パイナップル果汁
岡田監督はいろんなものを食べたけれど、ここの会社のパインアメが一番のお気に入りだそうです。
パインアメの賞味期限
パインアメの賞味期限は袋のアメは1年、缶に入っているアメは5年です。
袋のパインアメは個包装。
もし、アメの賞味期限を切れていたとしたら、個包装にアメがくっついていることもあります。その場合は、食べない方が安全です。
人気の秘密②見通しががよい縁起物
根強い人気の秘密は「パインアメの穴」です。
穴があいているので、見通しがよい。そう、縁起物としても人気があるんですね!
ちなみに、8月8日はパインアメの日。アメを4つ並べると、8月8日だからです。
「8」という数字も末広がりで縁起がいいですからね。
みなさんも、勝負をかけるときに、お守り代わりにパインアメを持参すると心強いかも!?
パインあめはどのように製造されているか?
滋賀県草津市にパインアメの工場があります。
ここでは、なんと年間4億粒もつくられているのだとか!!
このパインアメの製造過程を紹介した動画を見つけましたので、添付させていただきますね!
よかったら、ご覧くださいね♪
パインアメシロップ用の家電が開発された!
パインアメのコラボ商品をご紹介します!それが「パインアメ魔法のシロップメーカー」という家電!SNSで人気です♪
画像引用元:Amazon
パインアメと水を入れて、ダイヤルを回して温めるだけで、パインシロップのできあがり!
15種類のレシピを紹介した冊子までついているので、つくったシロップでパンやスイーツにかけたりして、楽しめます。
とくに、ホットケーキにかけるとおいしいです!メープルシロップとはまた違った甘さがいいですよ。
ただし、デメリットとしては、シロップをつくること以外にはあまり用途がないこと。ですから、スイーツ好きな方におススメのコラボ商品です。
実はオレンジアメもある
パインアメを製造する「パイン株式会社」はパインアメ以外にもいろんなアメをつくっています。
パインアメににているものでは、オレンジアメがあります。食べ比べをしてみたいですね。
噂のオレンジアメはコチラです。
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まとめ
今回は阪神の岡田監督がパインアメを食べる理由やパインアメの歴史や製造過程などについて、ご紹介してきました。
阪神ファンの間では、お守り的な存在の「パインアメ」。
懐かしい甘酸っぱさがいいですね!
今日もお読みくださり、ありがとうございました!