10月9日(月)の出雲駅伝につづき、学生三大駅伝の一つ「全日本大学駅伝」が11月に行われます!
「全日本」とつくだけあって、学生駅伝の日本一を競う大会。
正式名称は「秩父宮賜杯(ちちぶのみやしはい)全日本大学駅伝対校選手権大会」です。
【第55回 #全日本大学駅伝】
— 全日本大学駅伝 (@daigaku_ekiden) October 11, 2023
出雲駅伝、今週末の箱根予選会を経て、戦いの舞台は伊勢路に移ります。
本番まで3週間。準備が本格化するなか、朝日新聞本社のコンコースにタペストリーが登場しました。
間近で見ると、なかなか壮観です。#伊勢で決まる日本一#55全日本大学駅伝 pic.twitter.com/kaoeOX1noR
「全日本大学駅伝に出られる学校はどうやって決めるの?」
「チームエントリーは発表されたけど、最終的に区間エントリーはいつ発表されるの?」
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は全日本大学駅伝の出場校の決め方や日程についてお伝えしていきます!
それでは、一緒に見ていきましょう!
出場校の決め方
全日本大学駅伝の出場校は27校。
3つの代表枠「基本枠」「シード枠」「成績枠」があります。
この3つの代表枠で25校。
それ以外に日本学連選抜、東海学連選抜のオープン参加のチームが2つ。
トータルで出場校は27校になります。
基本枠
基本枠は8枠。
全国の8地区(北海道・東北・北信越・関東・東海・関西・中国四国・九州)にそれぞれ1枠ずつ与えられます。
各地区で出場する学校は選考会を行って、決められますよ。
シード枠
シード枠は8枠。
シード校とは、前年度の全日本大学駅伝で8位までにはいった学校です。
成績枠
成績枠は9枠。
前年の全日本大学駅伝で9~17位の大学の所属する地区に成績枠を1枠ずつ与えます。
参考までに2022年の全日本大学駅伝の9位~17位までには、関東枠が7つ。
順位 | 大学と枠 |
---|---|
9位 | 明治大学◎/関東1 |
10位 | 東海大学/関東2 |
11位 | 東京国際大学◎/関東3 |
12位 | 神奈川大学/関東4 |
13位 | 中央学院大学/関東5 |
14位 | 大東文化大学/関東6 |
15位 | 日本大学(関東7) |
16位 | 関西学院大学/関西1 |
17位 | 大阪経済大学/関西2 |
18位 | 立命館大学△/関西3 |
19位 | 札幌学院大学 |
1つの地区から出場できる学校数は15までと決められています。
例えば、関東の場合、
- 基本枠 1枠
- シード枠 8枠(2022年の上位8校が関東だった)
- 成績枠 7枠(2022年の9位~17位の中に関東が7校)
関東の枠が「15」の上限を超えて、16枠になってしまいました。
成績枠7枠目の15位の日本大学は関東の学校。だから、この関東枠を18位の学校の所属する地区(ここでは関西)に与えられることになるのです。
2023年の出場校
2023年全日本大学駅伝の出場校をまとめてみました。
シード校
2022年の上位8位までのチームです。
上位8位はすべて関東地区の学校でした。
大学名 | 地区名 | 出場回数 |
---|---|---|
駒澤大学 | 関東 | 28大会連続30回目 |
國學院大學 | 関東 | 9大会連続11回目 |
青山学院大学 | 関東 | 11大会連続13回目 |
順天堂大学 | 関東 | 7大会連続28回目 |
創価大学 | 関東 | 2大会連続2回目 |
早稲田大学 | 関東 | 17大会連続29回目 |
中央大学 | 関東 | 3大会連続30回目 |
東洋大学 | 関東 | 16大会連続31回目 |
シード校以外の出場校
シード校以外の出場校です。
大学名 | 地区名 | 出場回数 |
---|---|---|
札幌学院大学 | 北海道 | 6大会連続30回目 |
東北学院大学 | 東北 | 13大会ぶり17回目 |
城西大学 | 関東 | 3大会ぶり10回目 |
大東文化大学 | 関東 | 2大会連続44回目 |
東海大学 | 関東 | 10大会連続36回目 |
東京国際大学 | 関東 | 5大会連続5回目 |
東京農業大学 | 関東 | 14大会ぶり20回目 |
帝京大学 | 関東 | 2大会ぶり15回目 |
国士舘大学 | 関東 | 7大会ぶり12回目 |
新潟大学 | 北信越 | 2大会連続14回目 |
名古屋大学 | 東海 | 11大会ぶり16回目 |
大阪経済大学 | 関西 | 3大会連続25回目 |
立命館大学 | 関西 | 23大会連続35回目 |
関西大学 | 関西 | 7大会ぶり13回目 |
関西学院大学 | 関西 | 5大会連続13回目 |
環太平洋大学 | 中国四国 | 3大会連続4回目 |
鹿児島大学 | 九州 | 39大会ぶり9回目 |
日本学連選抜チーム | オープン参加 | |
東海学連選抜チーム | オープン参加 |
出場回数が多い学校は?
上の表の中に出場回数もまとめました。
最も出場回数が多いのは、大東文化大学の44回です。
次に、東海大学(36回)、立命館大学(35回)、東洋大学(31回)、駒澤大学(30回)などが続きます。
日程
2023年11月5日(日) 8:10スタート(熱田神宮から伊勢神宮まで)
10月13日(金) チームエントリー確定(16名の選手発表)
11月2日(木) メンバーエントリー(1~8区の8名の選手と補員5名)
11月5日(日) 最終のメンバー変更
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まとめ
今回は第55回全日本大学駅伝の出場校の決め方や日程などについてお伝えしてきました。
2023年11月5日(日) 8:10~
駅伝の日本一を決める戦い、推しのチームを応援しましょう!
今日もお読みくださり、ありがとうございます。