今年の箱根駅伝は予想外の展開で、面白くもあり、感動もしました。
駒澤の選手がいつも通りに走れば、きっと優勝するだろう。。。と出雲・全日本の結果を見て思ったけれど、その通りにはいかなかったのが箱根駅伝。青山学院からしたら、夢のような展開でしたね。
今日は箱根駅伝2024の駒澤大学の結果について、感想を交えながら、まとめてみました。
箱根駅伝2024の総合結果
まず、全体の結果はこちらです。
青山学院大学が往路・復路優勝で総合優勝。駒澤大学は往路復路ともに2位で総合準優勝でした。
順位 | チーム名 | 記録 |
---|---|---|
1位 | 青山学院大学 | 10:41:25 |
2位 | 駒澤大学 | 10:48:00 |
3位 | 城西大学 | 10:52:26 |
4位 | 東洋大学 | 10:52:47 |
5位 | 國學院大學 | 10:55:27 |
6位 | 法政大学 | 10:56:35 |
7位 | 早稲田大学 | 10:56:40 |
8位 | 創価大学 | 10:57:21 |
9位 | 帝京大学 | 10:59:22 |
10位 | 大東文化大学 | 11:00:42 |
11位 | 東海大学 | 11:01:52 |
12位 | 国士舘大学 | 11:01:52 |
13位 | 中央大学 | 11:01:58 |
14位 | 立教大学 | 11:03:04 |
15位 | 日本大学 | 11:06:06 |
16位 | 日本体育大学 | 11:06:30 |
17位 | 順天堂大学 | 11:06:42 |
18位 | 駿河台大学 | 11:06:58 |
19位 | 中央学院大学 | 11:07:26 |
20位 | 明治大学 | 11:07:28 |
21位 | 神奈川大学 | 11:07:37 |
22位 | 東京農業大学 | 11:09:16 |
23位 | 山梨学院大学 | 11:11:11 |
中央大学の選手をはじめ、11月や12月にインフルエンザや風邪を患い、体調不良の選手も多くいたようですね。箱根駅伝は実力以上に、心身ともに自分のピークに持っていくマネジメントも、とても大変なのだろうと感じました。
そんな中で、青山学院の選手の驚異的なパフォーマンスは一体、何なのでしょうか。いずれにしても、みんな素晴らしかった!
準優勝駒澤大学の結果
駒澤大学の結果をまとめてみました。
区間 | 選手名(学年) | タイム(区間順位) |
---|---|---|
1 | 篠原倖太朗(3) | 01:01:02(1) |
2 | 鈴木芽吹(4) | 01:06:20(2) |
3 | 佐藤圭汰(2) | 01:00:13(2) |
4 | 山川拓馬(2) | 01:02:32(6) |
5 | 金子伊吹(4) | 01:10:44(3) |
6 | 帰山侑大(2) | 00:59:53(12) |
7 | 安川太陽(4) | 01:03:13(4) |
8 | 赤星雄斗(4) | 01:04:49(4) |
9 | 花尾恭輔(4) | 01:09:41(5) |
10 | 庭瀬俊輝(3) | 01:09:33(4) |
1区篠原選手の区間賞
1区の始まりは素晴らしかったの一言。流れが大切とはいえ、「1区から篠原くんを起用するのは勿体無くない?」と思ったけれど、見事な走りで、見ていて熱くなりました。
駿河台大学のレマイヤン選手と並走して、六郷橋から一気に仕掛けたのは、とてもカッコよかったですね!
無名な選手からここまで成長するのは努力の賜物。新主将になったので、これからも楽しみです!
花の2区鈴木芽吹選手
花の2区は沿道で大八木総監督がゲキを飛ばしていたのが、微笑ましかったです。いつも田澤くんが走っていた2区。鈴木芽吹選手の2区も素晴らしかった!
最後の方で、実況の方が「藤の芽吹きの訪れ」と表現していて、感動しました。
最初に飛ばしすぎると、後半にばててしまうコース。よく最後の急坂を上り切りましたよね。
3区佐藤選手と太田選手の競り合い
3区は歴史に残る名勝負。青学の太田蒼生選手は勝負師ですね。
昨年の4区で鈴木芽吹選手と太田蒼生選手が小田原中継所前で凄まじいデッドヒートを繰り広げていて、びっくりしましたが、今年は10キロにも及ぶ並走。凄まじかったですね。
抜かれたとはいえ、佐藤圭汰選手は学生ナンバーワンといっても良い選手。負けを知ると、もっと強いくなるのではと思います。
太田くんが何かの番組で「1年間イメトレをしていた」「ゾーンに入れた」と話していたのがとても興味深かったです。驚異的な力を発揮したいことがあれば、イメトレはいいかも。
大雨の4区と5区山川選手と金子選手
「ここ20年くらい実況をしていて、ここまで激しい雨は見たことありません」
と実況アナウンサーが話していたので、今年の4区や5区は相当過酷だったのではないでしょうか。
4区の山川拓馬選手は本当に惜しかった。万全な体調で来年のリベンジに期待したいです。
金子伊吹選手は区間3位の快走。2年前も5区を走って、区間4位。その時よりも、タイムも良かったし、本当に頼りになる走りだなと思いました。
ただ、「山の妖精」と「若の神」が速すぎました。金子選手より1分以上早く走っているので、上位はハイレベルな争いだったんですね!
6区帰山選手の山下り
6区は寒さとの戦い、また給水のない区間。6区はカーブが多いので給水場所を設けるとかえって、危険がともなうから、給水ポイントを置いていないのだとか。
とても過酷ですよね。帰山侑大選手は後半、脱水気味で走れなかったそうですが、来年こそリベンジ!また山に帰ってきてほしいです。
7区安原兄弟の給水
最初で最後の安原兄弟給水😭😭😭😭兄を見つめる海晴くんの顔に涙腺全部捧げた #箱根駅伝2024 pic.twitter.com/PtfAjYlcaK
— リルタル (@ayayanilovein) January 3, 2024
7区で、安原太陽選手(4年生)に弟の安原海晴選手(1年生)が給水するシーンが映った時には、じわっとくるものがありました。
欲を言えば、二人のタスキリレーが見たかったですが、今年の秋からは海晴選手の駅伝デビューが楽しみです。
安原太陽選手は、2年生の出雲駅伝から今年の箱根駅伝までの学生三代駅伝は全て皆勤賞。強い駒澤を支えていた一人です。
昨年、学生三代駅伝3冠を達成した時も、3つの駅伝に全て出ていたのは、田澤くんと安原くんだけ。経験に勝るものはないですから、安原選手の存在は、心強かったでしょうね。
8区9区の4年生コンビが10区に繋ぐ
8区は赤星雄斗選手、9区花尾恭輔選手、10区は3年生の庭瀬俊輝選手。
赤星選手は昨年と同じ8区。花尾選手が駅伝で走るのは、2022年の全日本大学駅伝以来。箱根駅伝で見られて本当に良かったです。
花の世代の4年生は安定感があって、見ているだけで安心できる走り。彼らはもちろん素晴らしかったのですが、青学の選手たちが楽しみ過ぎていたし、波に乗り過ぎていた感じですね。
10区の庭瀬選手は来年もありますから、期待大ですね!ゴールでキャプテンの芽吹くんが抱きしめるシーンに感動しました。
ここ数年、家庭画報2月号で箱根駅伝特集が掲載されています🎵写真が綺麗です。
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まとめ
今日は箱根駅伝2024の総合結果と、駒澤大学の結果について、感想を交えながらまとめてみました
私が駅伝を見始めたのは、コロナ禍になってからですが、その時、今の4年生がまだ1年生でした。ちょうど97回大会で駒澤が優勝し、花尾恭輔選手や鈴木芽吹選手をTVで見ていたことを思い出すと、本当にあっという間だなと感じます。
そう考えますと、今の1年生や2年生の子達が、来年や再来年の箱根駅伝でどんなふうに成長しているかみるのも、楽しみですね。
これまでの名勝負など総集編はこちらから▼
ぜひこれからも駅伝ブログにおつきあい頂けましたら、嬉しく思います。
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