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出雲駅伝の外国人留学生選手の出場枠は何人まで?理由も解説!

2023(令和5)年10月9日(月)に第35回出雲駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝競走)が開催されます!

 

最近、駅伝ブームなので、気になってる方も多いはず。

 

ここから11月の全国大学駅伝(秩父宮賜杯 全日本大学駅伝対校選手権大会)、2024年1月2・3日の箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)へと続いていくので、三大駅伝の幕開けが出雲駅伝になります。

 

とくに気になるのは、外国人留学生選手の出場枠。ものすごい記録を出すような外国人選手がいると、その区間で優勝への切符をつかんでしまうこともあるので、他の大学から見たら恐ろしい存在です。

 

そこで今回は出雲駅伝における外国人留学生選手の枠数やその理由、今後の動きなどについてまとめてみました。

 

それでは、一緒に見ていきましょー!

外国人選手の出場枠は何人までですか?

意外なことに、出雲駅伝では外国人留学生の出場枠に制限はありません。つまり、チームが望む限り、チーム内の複数の外国人留学生を出走させることができるのです。

 

ところが、箱根駅伝や全日本大学駅伝では外国人留学生はエントリーで2名以内、出走が1名以内と厳格な規定があります

 

この違いの理由として考えられるのは、出雲駅伝には「アイビー選抜リーグ」チームの存在、これが大きいのではないかと推測します。

 

アイビー選抜リーグは、海外から招かれた外国人選手だけで構成された特別なチーム。このような国際色が豊かな面を持つ出雲駅伝だからこそ、外国人留学生の出場枠に制限を設けていないのかもしれません。

箱根駅伝や全日本駅伝で外国人選手の参加を制限する理由は?

箱根駅伝と全日本大学駅伝で外国人留学生選手の出場枠が限られているのは、公平性を保つためです。

 

日本国内の大学と、外国人留学生とでは競技レベルに差がある場合が多いので、それを調整する意味も含まれてるのではないかと思いますね。

 

例えば、昨年まで東京国際大学に在籍していたイェゴン・ビンセント選手をみれば、もう一目瞭然!

 

とても日本人選手と同じバネとは思えないので、このような選手の出場人数を無制限に認めてしまったら、日本人選手のための大会どころかアフリカ選手同士の首位争いにもなりかねません。

 

このようなことを想定して、走る距離が長い箱根駅伝や全日本大学駅伝は外国人選手枠に制限が設けられていると考えられます。

 

ちなみに、最初に留学生選手が箱根駅伝を走ったのは1989年のこと。山梨学院大学のジョセフ・モガンビ・オツオリ選手とケネディ・イセナ選手のケニア人選手2人です。

 

これが外国人留学生選手が日本の駅伝を走るルーツとなりました。

出雲駅伝を走った歴代の外国人ランナーは?

ここ数年で、出雲駅伝を走った外国人選手とその結果をピックアップしました。

 

ちなみに、アイビー選抜チームは第33回・第34回は出場していません。第32回(2020年)の出雲駅伝は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中止でした。

 

外国人留学生選手は思ったほどたくさんいないですが、脅威な存在であることには変わりなかったです!

第34回(2022年)出雲駅伝

フィリップ・ムルワ選手(創価大学)→3区区間賞

ムチリ・ディラング選手(北海道学連選抜)→1区14位
アニーダ・サレー選手(第一工科大学)→1区9位

 

3区のエース区間でムルワ選手が見事な区間賞!第34回出雲駅伝は駒澤大学の田澤簾選手と青山学院大学の近藤幸太郎選手の一騎打ちが注目されていました!

 

しかし、ムルワ選手が外国人留学生のすごさを見せつけました。ちなみに、2位の田澤選手と3位の近藤選手は1秒差。3区の戦いは、毎年ものすごく熱い!!

 

第34回出雲駅伝のレースには期待されていたイェゴン・ビンセント選手は怪我のため補欠で、本番では走っていませんでした。

第33回(2021年)出雲駅伝

ローレンス・グレ選手(札幌学院大学)→3区12位

フィリップ・ムルワ選手(創価大学)→3区区間賞

イェゴン・ビンセント選手(東京国際大学)→6区区間賞

 

第33回出雲駅伝は東京国際大学が初優勝しました。そのとき、6区のアンカー区間を走ったのがビンセント選手だったのですね。

 

6区にタスキが渡るまでにすでに東京国際大学がトップ!「日本人選手だって、強いぞ!」と証明した大会でした。たすきをつなぐ気持ちが熱いですよねー!

 

ちなみに、この第33回出雲駅伝第34回出雲駅伝のハイライト、レース、中継所での前校たすきリレー、放送では映らなかった走り終えた選手たちのインタビューなどは、Amazonプライム会員専用のAmazonプライムチャンネルのFODチャンネルで視聴できます。

 

14日間の無料体験がありますので、お得ですね。

今後も出雲駅伝の外国人留学生出場枠は変わらないか?

現在のところ、出雲駅伝の外国人枠について出場制限を設けるという発表は公式サイトには発表されていません。

 

また、箱根駅伝や全日本駅伝の出場枠の制限(エントリー2人以内、出走は1人)についても変更はありません。

 

しかし、外国人留学生選手の起用については話題になることが多々あるので、今後変わる可能性もゼロではないと言えます。

まとめ

今回は出雲駅伝における外国人留学生選手の枠数やその理由、今後の動きなどについてご紹介してきました。

 

・出雲駅伝には外国人留学生選手の枠数については設けられていない。
・制限を設けない理由には、アイビー選抜リーグチームの存在が影響している可能性がある。
・箱根駅伝・全日本大学駅伝では外国人留学生のエントリー2人以内、出走は1名以内と制限がある。

 

第34回出雲駅伝は駒澤大学、第33回は東京国際大学が優勝しました。2023年第35回大会はどこの大学が優勝するのか、楽しみですね!

今日もお読みくださり、ありがとうございます。