10月9日(月)に出雲駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝競走)が開催されます♪
出場チームは21チーム。その中で気になるのが、2019年に出場して以来、4年ぶりに参加する「アイビーリーグ選抜」チームです。
「アイビーリーグ選抜って何?」「駒澤大学や中央大学、國學院大學などの強豪チームと比較した時に、どれくらいで走るのか?」など気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はアイビーリーグ選抜チームについて、お伝えさせていただきます。
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それでは、一緒に見ていきましょう!
アイビーリーグとは?
アイビーリーグ(Ivy League)とは、アメリカの大学スポーツで、8つの伝統ある名門私立大学が属するリーグに付けられた名称です。
アイビーとは蔦(つた)のこと(画像)。これらの大学の校舎やチャペルに蔦が巻き付いていることから、このような名前が付いたと言われています。
【アイビーリーグに属する8つの学校】
- ハーバード大学
- プリンストン大学
- エール大学
- ペンシルバニア大学
- コロンビア大学
- ブラウン大学
- ダートマス大学
- コーネル大学
アイビーリーグとよばれる学校は世界的にも知名度が高い学校ばかり。入るのも難しいですね。
いつから出雲駅伝に参戦している?
出雲駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝競走)は1989(平成元)のから始まりました。
アイビーリーグ選抜チームが招待されるようになったのは、1998(平成10)年の第10回大会からです。
これまでの最高順位は2011、2012年の8位。
2023年の大会では優勝争いに絡めるか、見どころの一つです!
アイビーリーグ選抜のメンバー
2023(令和5)年の第35回大会のメンバーをピックアップしました!
駒澤大学や中央大学の選手たちと比べても、ひけをとらないと思いました。
今まで以上にパワーアップしている印象を受けます。これは日本選手にとって、脅威ですね。
選手名(読み) | 所属大学 | 10000m自己ベスト | 5000m自己ベスト | 備考 |
---|---|---|---|---|
Matthew Pereira(マシュー・プレイラ) |
ハーバード | 27分45秒77 | 13分38秒99 | |
Will Battershill (ウィル・バッターズヒル) |
ハーバード | 28分52秒00 | 13分56秒83 | 7分55秒(3000m) |
Kevin Berry (ケビン・ベリー) | プリンストン | 27分41秒14 | 13分37秒21 | |
Jakob Kintzele (ヤコブ・キンツェレ) | プリンストン | 28分47秒43 | 14分29秒37 | |
Owen Ritz (オーウェン・リッツ) | ダートマス | 29分12秒68 | 13分52秒15 | |
Matt Grossman (マット・グロスマン) | プリンストン | 28分56秒68 | 13分57秒49 | |
Kieran Tuntivate (キーラン・トゥンティベイト) | ハーバード | 27分17秒14 | 13分8秒41 | |
Hugo Milner (ヒューゴ・ミルナー) | ハーバード | 28分36秒95 | 13分44秒46 |
注目選手はキーラン・トゥンティベイト選手
さて、メンバーの中で最も最強なのは、ハーバード大学のキーラン・トゥンティベイト(Kieran Tuntivate)選手。
Claymont Cougar Spotlight: Kieran Tuntivate
— Claymont Elementary (@ClaymontCougars) July 27, 2021
Kieran attended Claymont Elementary from 2007-2009. (4th-6th Grades)
Kieran, Claymont wishes you the best in the Olympics!!
Once a Cougar, always a Cougar! pic.twitter.com/CscbOHcInA
父親がタイ人、母親がアメリカ人のハーフ。タイ代表として、東京オリンピックでは1万メートルに出場しました。
現在26歳です。24歳でハーバード大学を卒業した、文武両道の選手。素晴らしいですよね。
1万メートルの日本記録は相沢晃選手のもつ27分18秒75。自己ベストが相沢選手よりも速く、27分17秒14!!
ということは単純に考えても、10000mは日本人の選手よりも速いわけです。
駅伝に10000mや5000mの記録とは関係ないともいわれますが、出雲駅伝は1区間の距離が比較的短いので、過去の結果を上回るかもしれませんね。
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出雲駅伝の参加チーム
第35回出雲駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝競走)の参加チームとそれぞれの出場回数をまとめてみました!
( )内の数字が出場回数。
アイビーリーグ選抜チームは23回目の出場になります。
- 北海道学連選抜 (32)
- 東北学連選抜 (34)
- 駒澤大学 (29)
- 中央大学 (27)
- 青山学院大学 (13)
- 國學院大學 (6)
- 順天堂大学 (26)
- 早稲田大学 (28)
- 法政大学 (16)
- 創価大学 (3)
- 城西大学 (5)
- 東洋大学 (23)
- 北信越学連選抜 (34)
- 皇學館大学 (5)
- 大阪経済大学 (6)
- 立命館大学 (20)
- 関西大学 (8)
- 広島経済大学 (20)
- 環太平洋大学 (3)
- 第一工科大学 (25)
- アイビーリーグ選抜 (23)
まとめ
今日は出雲駅伝2023に4年ぶりに出場するアイビーリーグ選抜チームについて、解説してきました。
【ポイント】
・アイビーリーグとはアメリカの北東部にある8つの名門私立大学で構成されるチーム。
・注目選手は東京オリンピックにも出場した、ハーバード大学のキーラン・トゥンティベイト(Kieran Tuntivate)選手。
久々のアイビーリーグ選抜チームの参戦で、日本の大学駅伝も新しい刺激を受けるかもしれませんね!
今日もお読みくださり、ありがとうございます!