10月から大学駅伝シーズンが始まります。
最初の大きな大会は、出雲駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝競走)。
出雲駅伝は、1989(平成元)年に始まって以来、毎年10月に島根県で開催される大学駅伝競走の一つ。
競技スタート 2024(令和6)年10月14日(月・祝)13:05~
出雲駅伝は、「全日本大学駅伝」「箱根駅伝」と合わせて大学駅伝の三大駅伝の一つに数えられます。
出雲駅伝の特徴は3つの駅伝の中で最も距離が短いため、「スピード駅伝」と言われるくらい、スピードを競う駅伝になります。
今回は出雲駅伝の6区間のコースの特徴についてお伝えしますね。
それでは、一緒に見ていきましょう!
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出雲駅伝のコースの概要
全長:約 45.1km
区間:6区間
スタート:出雲大社正面鳥居前(勢溜)
フィニッシュ:出雲ドーム前
引用画像元:出雲駅伝公式サイト
【1区】(8.0km)
出雲大社正面鳥居前~出雲市役所・JAしまね前
【2区】(5.8km)
出雲市役所・JAしまね前~斐川直江
【3区】(8.5km)
斐川直江~平田中ノ島
【4区】(6.2km)
平田中ノ島~鳶巣コミュニティセンター前
【5区】(6.4km)
鳶巣コミュニティセンター前~島根ワイナリー前
【6区】(10.2km)
島根ワイナリー前~出雲ドーム前
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各コースの特徴
出雲駅伝の1区から6区までのそれぞれのコースの特徴をまとめてみました。
レースを決定づける特徴はもちろんのこと、神話の世界に出てくる場所も登場します。
1区
出雲大社の正面鳥居前がスタート地点。
10月は「神無月(かんなづき)」と言われますが、出雲では全国の神々が集まってくる「神在月(かみありづき)」。全国の神様が見守る場所がスタート地点なのです。
1区で注意したいのは浜山公園付近。高低差15メートルもある大きなアップダウンがあり、そこを抜けてからが勝負所。ここで一気に仕掛ける選手が出てきます。
2区
2区は6区間のなかでも最短距離。
各大学のスピードランナーが集い、5.8kmを一気に駆け抜けます。
難所の一つは2キロ過ぎに神立橋(かんだちばし)のアップダウン。ここは下に斐伊川(ひいかわ)が流れていて、ヤマタノオロチを退治したスサノオミコトが降りたった場所として知られています。
10月に全国から出雲大社に集まった神々は、この神立橋を渡ってそれぞれの地方に帰ると言われています。
3区
3区はエース区間。
出雲平野が全面に広がるため、風の影響をもろにうけやすい区間です。景色があまり変わっていかないので、走る選手は結構しんどいと思いますが、その分沿道からの応援が力になるでしょう!
4区
4区は田園地帯が広がり、ゆるやかな上り坂が続くコース。
強風が吹く場合は、遮るものがなく、この区間もまともに風の影響を受けやすいコースです。
選手の忍耐力が求められます。
5区
5区は細かいアップダウンが延々とつづき、順位がころころ変わる区間です。
オレンジ色の屋根が見えてくると中継所。ここは「島根ワイナリー」といって、人気の観光スポットです。
6区
最長区間。フィニッシュ地点は出雲ドーム前。
最長期間とはいえ、距離が短いのでスピードが問われます。
ここで順位が入れ替わることもあり、ドラマが生まれる区間です。
出雲駅伝の放送予定
出雲駅伝の放送は以下の通りです。
テレビ
フジテレビ系列では、10月14日(月・祝)で放送されます。
ラジオ
インターネットラジオ文化放送で、10月14日(月・祝)13:00~より完全実況中継!
過去の出雲駅伝の見逃し配信
2021年の第33回出雲駅伝、2022年の第34回出雲駅伝については、見逃し配信が可能!
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まとめ
今回は出雲駅伝のコースの概要と各コースの特徴について、解説してきました。
出雲駅伝のコースは、多様な地形、短い区間、観客との近さなど、さまざまな要素が複雑に絡み合っています。
これらの特性が、選手たちの戦術や心意気を高め、毎年熱い戦いを生み出しています。
2024年の出雲駅伝も、このコースで多くのドラマが生まれることでしょう。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。