私はここ数年、ものもらいができやすくなってしまいました。
一体、どうやったらものもらいができなくなるのか…とずっと悩んでいました。
目の上まぶたにぽくっと腫れものができると、見ればわかるので、ほんとうに憂うつ。
「目、どうしたの?」と言われるたびに、イヤでした。
だいたい、人の顔でいちばん印象に残るのは目だという。目が腫れていたら、それこそ私のイメージになってしまう。というわけで、人と目をあわすのも嫌になります。
きっと同じ気持ちでいらっしゃる方もいるかもしれないと思い、今日は私の体験談をご紹介させていただきます。
よろしかったら、お付き合いください。
目の腫れやかゆみは放置しない
目が赤くなったり、できものができたり、まぶたの裏側がゴロゴロしたり…そんなときには放置しないことです。
なるべく早く眼科にいけば、それだけ軽くすみます。
少し前の話ですが、私は仕事が忙しくてパソコンばかり使っていたときのこと。目がかゆくなり、そのうち上まぶたが赤く腫れてしまいました。ものもらいとは思わず、以前、皮膚科で処方された軟膏を塗って対処することにしました。
そのうちおさまるだろうと思っていたのですが、これが大きな間違い!小さくなるどころか、日に日に大きくなっていくんです!
これはまずいな…と思い、かかりつけの眼科で診てもらうと、「ものもらいだから、心配しなくていいよ。ただし、ここまで大きいと塗り薬や目薬では治らんよ。切った方がいいよ」というではありませんか!
「切る」…一気に、恐怖が襲ってきました。
ものもらいを切開することになったのです!
ものもらいの切開
まず、目に麻酔の注射を打たれました。針が近づいてくる瞬間が怖い。そんなものが目に入ってくること自体、恐怖ですが、さいわい痛みを伴わないのでよかったです。
私の場合はものもらい切開に要した時間は15~20分くらいでしょうか。
先生が切開手術用のセットみたいなものを一式出してきて、切開してくれました。目のあたりで何かをしている感覚はわかるのですが、見えないので、不気味です。
ものもらい切開後の対応
切開した後は止血のために、横になったまま15分間、ガーゼをあてて手のひらで目をおさえていました。
切開した部分が、どうなっているのかわからないので、不安でしたが、
眼帯テープを貼ってもらい、一安心。
術後もヒリヒリと目が染みることもありませんが、数日間はちょっと目が腫れぼったい感じ。
目薬を2種類出してもらい、1日交互に数回さしました。1週間くらいで普通な状態に戻りました。
ものもらい切開を行わない眼科もある
私のかかりつけの眼科はすぐに処置してくれました。
しかし、ものもらいの切開を行っていない眼科もありますので、ホームページやお問い合わせなどから聞いてみましょう。
ものもらいの原因
ものもらいはめばちこ、麦粒腫(ばくりゅうしゅ)とも呼ばれています。
図のように、まぶたに汗とか脂を出してくれる腺があって、そこに細菌が感染するから赤く腫れたり、かゆくなったり、まぶたのあたりがゴロゴロしたりします。
ものもらいは疲れているときにできやすい
眼科の先生には、「ものもらいができやすい性質なのかもしれないけれど、お疲れ気味のときにできやすいはずだよ」と言われました。
先生からのアドバイスは
「目が赤くなったら、『やばい!』と思って、早く寝なさい!」
風邪でもなんでも、寝ることが一番大事。目も同じだそうです。
そりゃ、そうですよね。
疲れを引き起こす原因は生活習慣にある
たしかに、疲れてくると、私は目に疲れが出やすい方でして、「疲れ」の原因は…こんなところ。
- 夜更かし(いわゆる睡眠不足)
- 仕事でパソコンの長時間使用(眼精疲労)
- スマホの見過ぎ(><)
毎日、寝るのが深夜1時とか2時だったり、パソコンやスマホを見てる時間があまりにも長すぎたり…これって、生活習慣に原因があります。自業自得ですよね…
電車でスマホを見ているときも、自分では気づかないですが、本当にじーっとみているんですよね。
これらを改善しなくては何回も繰り返すな~と反省。
そのほか、眼科の先生から、ものもらいになりやすい原因として、聞いたことをシェアしますと、、、
- よくまぶたを手でこする。
- コンタクトレンズの保管をきちんとしていない(洗浄液等をこまめに交換しない)。
- アイメイクやアイラインをきれいにクレンジングできていない。
- まぶたの内側にもアイラインを引いている。
- ストレス過多な生活をしている。
- 体調不良。
これは、メイクもくせものですよ。トホホ
眼精疲労からものもらいができないように気を付けること
「目が疲れたな」「ちょっとかゆいな」と思ったら、ものもらいができないように気を付けていた方がいいわけです。
とはいっても、「どんなことに気を付けたらいいのか、わからない」という方もいらっしゃるかもですね、
①揚げ物などこってりしたものを控える
ものもらいは脂のでる腺に細菌が感染してできるわけなので、脂っぽいものは食べすぎないほうががよい。
脂が固まって線をつまらせるので、脂となるものが少ない方がよいという感じでしょうか。
②眼精疲労のときには、目を温める
目が疲れているときには、とにかく目の周りを温める!黒目ではなく、目の周りを温めるイメージです。やり方はこれらのどれかを試してください。
- 市販のホットアイマスク
- 手のひらを目に当てておく
- お風呂で熱いタオルを目に当てる
私は仕事中に疲れたなというときは、下を向いて手のひらを目に当てます。結構、ラクになりますよ!
③目のツボを押す。
目じりから指2本くらいのところに、ツボがあります。
そこを数秒、押します。
④疲れた時にはすぐに寝る
最後はこれに限ります。「無理をしないこと」って簡単なのですが、意外と守れないのがこれです。ものもらいを遠ざける一番の方法では「とにかく寝る」です。
まとめ
今回はものもらいを切開した経験を踏まえて、ものもらいは生活習慣が原因することについてお伝えしました。
・初期のうちに、眼科で見てもらえば、軽症でおさまる。
・切開はすべての眼科で行われているわけではない。
・ものもらいができやすい原因を取り除いて、過ごす。
・ものもらいができにくくするポイントを守る。
重要なのは、疲れをためないこと、よく寝ることです。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。