第105回全国高校野球選手権大会4日目の第1試合。
富山商業(富山県)vs鳥栖工業(佐賀県)の試合で、すごいプレーが見られ、話題になってます!!!
富山商業のセカンドとショートの2遊間コンビのファインプレー。
ネット上では「令和のアライバ」なんて、言われていますね。
試合は3-2で鳥栖工業が勝ち、富山商業は負けてしまいましたが、素晴らしい守備力は「記憶に残るプレー」といってもいいのではないでしょうか。
今回はその感動的なシーンについて、お伝えしていきます。
それでは、一緒に見ていきましょう!
富山商業の2遊間コンビ
富山商業の二遊間コンビとは、こちらの選手です。
- セカンドの白木球二選手(3年)
- ショートの竹田哩久選手(3年)
富山商業が素晴らしいのは守備力。なんと、富山県大会ではノーエラーだったほど。鉄壁のような守備陣が上田海翔投手を盛り立てていました。
実際に、アライバコンビのようなプレーが見られたのは、7回裏。
2死でランナーなし。
鳥栖工の松延響選手(1年)に、上田投手が投げた3球目。
センターへ飛んでいきそうな打球を、セカンドの白木球二選手(3年)がうまくキャッチして、すぐにショートの竹田哩久選手(3年)へパス。
竹田選手が回転しながら、ファーストに投げて、しっかりアウトにできました!
わずか一瞬のプレーがですが、プロ顔負けで鮮やかでした。
素晴らしいですね。こういう場面でこのようなことができるのは、日頃の練習の賜物でしょうね。
アライバコンビとは?
「アライバコンビって、何??」
「そもそもアライバとは?洗い場?」
などと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
アライバコンビとは、元中日ドラゴンズの荒木雅博選手(セカンド)と井端弘和選手(ショート)のコンビのこと。
「アライバコンビ」の名前は、各選手の名前の一部を取ってつけられました。
- 「アラ」は「荒木」から。
- 「イバ」は「井畑」から。
彼らは二遊間(ショート・セカンド)でのプレーが卓越していたこと、打順も1番・2番と繋がっていたことから、「アライバコンビ」と呼ばれていました。
外野に抜けていきそうな打球を見事にキャッチしていたので、私も印象深いです。
2004年から2009年まで2人ともそろって、ゴールデングラブ賞を受賞。当時の中日ドラゴンズの中心選手として数々の試合でファインプレーを披露し、活躍しました。
アライバコンビのプロフィール
- 名前:荒木雅博 (あらきまさひろ)
- 生年月日:1977年9月13日生まれ
- 出身地:熊本県
- 身長/体重:180cm / 77kg。
- ポジション:内野手(二塁手、遊撃手、外野手)
- 投打:右投げ右打ち
- 所属チーム:中日ドラゴンズ
- プロ入り年:1995年、中日ドラゴンズからドラフト1位
- 選手歴:中日ドラゴンズ(1996-2018,2019)
- コーチ歴:中日ドラゴンズ(2018,2019~)
- 名前:井端弘和 (いばたかずひろ)
- 生年月日:1975年5月12日生まれ
- 出身地:神奈川県川崎市川崎区
- 身長/体重:173cm / 73kg
- ポジション:内野手(遊撃手)
- 投打:右投げ右打。
- 所属チーム:中日ドラゴンズ
- プロ入り年:1997年、中日ドラゴンズからドラフト5位
- 選手歴:中日ドラゴンズ(1998-2013)、読売ジャイアンツ(2014-2015)
- 指導歴:読売ジャイアンツ(2016-2018)、日本代表(2017-)
2023年より日本代表のトップチームの監督に就任。
まとめ
今回は「令和のアライバコンビ」と呼ばれている、富山商業高校の2遊間コンビと元祖アライバコンビについて、お伝えしてきました。
今や伝説の二遊間アライバコンビを思わせるようなプレーを高校野球で見られるなんてとてもうれしかったです。
引き続き、高校野球を応援しましょう!
今日もお読みくださり、ありがとうございました。