先日、カメラを持って豊田市の「ガーデンミュージアム花遊庭」に行ってきました。
見た庭を家でもう一回検討するために、私は好きな庭のデザインをカメラにおさめました。
この日のおともカメラはCanon EOS M10
標準レンズEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMで撮影しました!
写真が映える庭は理想的な庭。デザイン性のある庭はラインに特徴があるので、写真を写しても映えます。
今回は愛知県豊田市のガーデンミュージアム花遊庭をご紹介いたします。
撮影のポイント
素敵な庭のポイントは曲線を活かしていること。どんなことかというと、S字やC字のようなラインを庭の中に取り入れているのです。直線というよりは曲線。
今回は庭の造りを学ぶためなので、家に帰ってからも細かな点が分かるように、全体像をしっかりと写すようにしました。コントラストやシャープネス、色味などは調整しないようにし、オート機能を中心に使用。明るさだけ若干+にして撮影。とくに、曲線をいかに美しく写すかに重点を置きました。
また、逆光を意識して、撮影してみました。
花遊庭について
豊田市にあるガーデンミュージアム。
「かゆうてい」と読みます。
1300坪の敷地内には28のテーマガーデン、レストランと結婚式場があります。
もともと庭づくりのプロ「豊田ガーデン」さんがプロデュースしているミュージアムなだけあって、庭づくりを検討している方にお勧めのスポットです。
もちろん、個人的に豊田ガーデンさんに庭の設計を依頼するということはできますが、
まだそこまで決意が固まっていないけれど、庭づくりの方向性を作りたいという方にもおすすめです。
例えば、花遊庭を見学すると、こんな悩みを解決してくれます。
・庭を作りたいけれど、十分な広いスペースがない
・スペースがありすぎて、庭のデザインが思いつかない
・庭が日陰になる時間が多くて、適する花を知りたい
・グランドカバーや石の組み合わせがわからない
・和風の庭か、洋風の庭か迷っている
・シンボルツリーやその他の植物との組み合わせがわからない
・季節ごとにどんな花を植えてよいのか知りたい
さっと思いつく限り挙げてみましたが、それでもこれだけ出てきました。
もっと個人的に吟味していくと、庭に関する悩みは出てくるのではないでしょうか?
しかしですね、これらの悩みは工夫次第でどのようにも解決できるのだということが実感できると思います。
こちらをパッと見たときは自然の状態を大切にした、ターシャ・テューダーの庭を想像します。
ヨーロッパは庭文化の盛んな地域です。こちらのガーデンもきっと和風だけでなく西洋の庭からも学ぼうという真摯な姿勢が感じられました。
ところで、テーマガーデンって何なの?
何か一つのテーマに絞って庭を造っている…それがここには28個あります。
例えば、
ナチュラルガーデン・クレマチスガーデン・ツリーハウスガーデンシェードガーデン・コッツウォルズガーデン・ローズガーデンなど。
庭の種類もなかなかバラエティに富んでいました。
とくに、コッツォルズガーデンは目玉!
コッツォルズといえば、イングランドの中心に位置し、イングリッシュガーデンで有名ですね。ハチミツ色の屋根と庭の美しさは格別のようで、特別自然景観地域に指定されているほど。庭が一つの文化を作り上げている地域です。
イギリス旅行のツアーには、コッツォルズ地方のイングリッシュガーデンツアーがあるほど、コッツウォルズの庭は必見の価値のあるものなのでしょう。
ちょっと脱線しましたが、花遊庭ではそのようなエッセンスを取り入れた素晴らしい庭がいっぱい!もともと庭づくりのプロ「豊田ガーデン」さんが手がけているだけあって、さすがだなと感激しました!
ちなみに、花遊庭は名古屋市内から車で約1時間ほどの場所にありました。
愛知県豊田市大林町1丁目3番地3
TEL 0565-24-7600
営業時間/AM10:00~PM17:00
休業日/火曜日(4・5・11月は無休)年末年始
入園料 1~3月・7~9月・11~12月 300円
4~6月・10月400円
本当のことを言えば、見頃は春や秋。
春や秋になると庭園内のバラやその他の花が咲き乱れて、きれいなようです。
さて今回はかなりの猛暑の中で、なおかつ花もあまり咲いていなかったのですが、
それでも綺麗でした。
撮影した写真
撮影した写真とともにレポートいたします!
こちらはナチュラルガーデン!逆光を活かして撮影しました。
この真ん中の庭を取り囲むような感じで素敵な庭がたくさん作られていました。
今のシーズンはグリーンがいいですね。
ということは、花が咲く美しい庭を造るだけでなく、
「季節ごとにどんな植物を植えればよいのか」
「花があまり咲かない時期にはどんな管理をすればいいのか」
ということまで教えてくれています。
ここはアルファベット構図(S字)を意識して、撮影しました!
すごいのはきっちりと手入れされていること!この暑さなのに、植物たちがダレていない!
こちらはツリーハウスガーデンシェードガーデン。
まるでトムソーヤの冒険の世界です。みてるだけでもワクワクします。
曲線が良い感じです。自分の庭で決められた面積の中でも直線と曲線をうまく使うと、センスの良い庭ができるのだとか。うまくS字を作って植物やタイルを配置するとよいそうです。タイルもハチミツ色はおしゃれですね。
このあたりは写真の構図にも通じるものがあると思いました。アルファベット構図などはその典型ですね。
土が見えないように、グランドカバーでしっかりと緑が植わっているのもカッコいいです。しかも、うまく曲線が作られている!
また足元には多肉植物も!このアイディアがすごいですね!
花に蝶がとまっていました!ど真ん中において、日の丸構図を意識してみました。
動かないことを祈って、ここはマクロ機能を使って撮影。
あぁぁぁぁ、羽を広げていたの・・・動き出してしまいました。動くものの撮影はなかなか難しいものです。
まとめ
今回はガーデンミュージアム「花遊庭」のご紹介をしてきました。
ガーデニングをご趣味とする方がメインとはいえ、写真好きな方にもおすすめです。
ぜひお出かけください。