秋が近づくと、だんだんフィギュアスケートのシーズンがやってくる…と思い、うきうきしてきます。
2022 -2023シーズンのショートもフリーもお披露目があり、あとは試合で見るのが本当に楽しみ。アイスショーもいいですが、やっぱりハラハラドキドキするのは試合です。
さて、少し前に、宇野昌磨公式チャンネルでうれしいニュースを目にしましたので、シェアしさせていただきます!
樋口美穂子先生と宇野昌磨選手が3年ぶりにタッグを組むことになりました。
お二人がタッグを組むのは、新しいエキシビジョン。美穂子先生の振り付けで滑るので、数年前の宇野選手をみているようで、懐かしい気分です。
今日は、エキシビジョンで使用される「Padam,Padam」について、ご紹介していきます。
宇野昌磨選手と樋口美穂子先生がタッグを組んだ新エキシビジョン
宇野昌磨選手の新しいエキシビジョン・ナンバー。「フレンズオンアイス」で披露していました。
エキシビジョンというと、肩の力が抜けたような演出やおしゃれなショーのようないめーじがあるのですが、今回のエキシビジョンはどこかシリアスな感じが漂ってます。
で、このプログラムが出来上がるまでのプロセスが、宇野昌磨公式チャンネルで公開されていたので、ご紹介させていただきます。
宇野昌磨選手の言葉
宇野選手の魅力といえば、抜けているようでしっかりと自分を俯瞰できること。私はインタビューで彼が語る言葉がとても好きで、ついついチェックしてしまいます。
今回も動画から宇野選手の言葉を拾ってみました。
「フィギュアスケートという競技を自分で選んでいる以上、ジャンプがいちばん点数がでるとしても、やっぱり表現がまたフィギュアスケートの魅力の一つだと思うので、これからもアイスショーとかでそういう進化が発揮されると思うので、そういうところで少しでも違う一面、驚いてもらえる一面を見ていただくために、これからもいろんなプログラムを作っていきたいと思います」とのこと。
「Padam,Padam」はシャンソンの名曲
エキシビジョンの曲は「Padam,Padam(パダムパダム)」。
フランスのシャンソン歌手エディット・ピアフの曲で、樋口美穂子先生の選曲です。
エディット・ピアフといえば、波乱万丈な人生を生きた人。映画になるくらいですから、山あり谷ありの人生を生きた方ですね。
- 愛の讃歌
- バラ色の人生
このあたりの曲がよく知られてますよね。
とくに、愛の讃歌は1950年にリリースされた曲なのに、今でも知らない人がいないっていくくらい有名な曲です。いろんなアーティストがカバーしていますしね。それほど、愛された曲なんですね。
「Padam」と口ずさんで作られた曲
ところで、「Padam,Padam(パダム・パダム)」は、第一次世界大戦の真っ最中にできた曲です。
- ノルベール・グランズベール作曲
- アンリ・コンテ作詞
当時、ピアフはユダヤ人の作曲家と恋に落ちました。ユダヤ人というだけで迫害されていた時代ですから、お互いにかなりのリスクを感じていたはず。でも、ピアフの愛情を徐々にグランズベールは受け入れるようになっていったそうです。
グランズベールが「Padam,Padam」を作曲したとき、メロディーにエディット・ピアフが「パダム…パダム…」と歌っていたことから、本格的に詞がつけられました。
歌詞の一部をご紹介
「パダムパダムパダム
私の後を追いかけてくる音
パダムパダムパダム
わたしに何かを思い出させる
パダムパダムパダム
わたしに何かを指さしながら
おどけた調子でこういうのよ
何もかもわかっていると...」
とても哀愁を帯びていて、
「パダムパダムパダム」というところが、メトロノームみたいに規則的なのが特徴的です。
一度、耳につくとくせになりそうな、歌声です。
まとめ
今回は宇野昌磨選手の新エキシビジョンナンバーについてお届けしました。
エディット・ピアフの代表曲「Padam,Padam」はシャンソンの名曲。決して明るい曲ではないですが、大変なことを乗り越えて成長を続ける宇野選手の姿とマッチする部分があります。大人っぽい演出が楽しみ。
今日もお読みくださり、ありがとうございます♪